フランスで購入したガイドブックによると『星、三つっ!』(マチャアキ風に)らしいです。

一度は行ってみたいと思ってはいたけれど、あまり積極的に旅先候補に考えることがなかったので私の知識は兼六園どまり

星三つって書いておきながらガイドブックには「日本で最も重要なサムライの一人(前田利家だよね、それくらいは分かるわ〜)の居城がある場所、兼六園と長町(武家屋敷跡地区)は必見」と書いてある程度。。。
あまり役にたちません

白川郷から大して距離も無いことだし、山中温泉あたりに泊まれば金沢訪問は時間は長くはとれないけれど可能ではある。。。
では、行ってみましょう


丁度、兼六園は雪釣りの作業中でした。

こんな風に一本ずつ縄を釣って行くのですね。
それにしても、てっぺんに登る人、、、怖くないのかしら。
今年は4月に後楽園、今回兼六園と3大日本庭園のうち2つを制覇したことになります。(残る一つの偕楽園は子供のころ制覇済、なにせ本籍地ですから^^)
でも、お殿様がつくった大きさ自慢の庭園より私はこじんまりとした野村邸の方が好きです。
ホームページもオシャレです。

こじんまりしているけれど、細部まで贅沢で繊細。
アメリカの「ジャーナル オブ ジャパニーズ ガーデニング誌」の日本庭園ランキングで桂離宮に次ぐ3位の栄冠に輝いたのも納得です。
長町武家屋敷跡をプラリ

香林坊のにぎやかな通りから大して離れていないのに、しっとりとした閑静な佇まい。
同じ古い町並みでも京都祇園とも高山とも全く違う味わいでした。

その後、その日のお宿のある山中温泉へと北陸道を西へ。
そこから見えた日本海。
を、彼に見せた私が間違っていたのか??
翌朝、水着を着用しようとする彼(なんで水着持参なの??)
彼が慣れ親しんでいるフランス北西部ブルターニュの海は夏でも14度くらい。
確かに彼から見れば11月の日本海は温かいに違いない、、、
でも、11月の日本海で通常の水着で泳ごうと思う日本人がいるだろうか、いや、いない(反語)
『ねぇ、こんなにいい天気だし、昨日高速道路から見た海に行こうよ

急遽、宿の女将さんに近場の海水浴場の場所を教えてもらい(もの凄くビックリされました)予定外の海水浴へ。もちろん私は泳ぎませんが。。

だれもいない海で犬のように一人喜んで泳ぐ彼。

この旅一番の笑顔でした。。。
白川郷の合掌造りでの宿泊!

高山までは時々行くのに、白川郷は子供の頃両親に連れてきてもらって以来。
今は東海北陸道が開通したおかげで高山市内から1時間弱で着いてしまうのです。
白川郷ICから案内看板に従いながら進むといつの間にか荻町の集落に入ってしまってビックリしました。
高速道路が出来る前は細い山道しかなく、冬は大雪のため通行止めになってしまって陸の孤島となってしまうこともよくあったそうです。
不便な場所だったからこそ、不必要に開発が進まず昔ながらの美しい風景を保つことができたのでしょうね。
1995年に世界遺産に登録されたこともあり、今は沢山の観光客がこの小さな村に訪れます。

宿のご主人が
「9時になると観光バスが来はじめます。せっかく村に泊まっていただいたのだから朝の静かな村をご覧になるのをお勧めします。」
とアドバイスしてくださったので、早起きが苦手な私たちですが、頑張って早起きしました


早起きした甲斐あって、静かな山里の風景が楽しめました。
山から靄がでる朝の風景は日本昔話の景色みたい。
なんて、うっとりするのもつかの間、、、
宿のご主人の言葉のとおり9時を過ぎると一気に人で溢れ出しました。(特に正午前後がすごかった!)
平日なのに、元気なシニアの団体旅行者で小さな町はイッパイになりました。
メインストリートにはマイカーで訪れる人の車がひっきりなしに通って行きます。
思った以上の盛況ぶりにビックリしました。

今度は雪景色を見てみたいな〜!寒いの苦手だけれど

日本の山と日本海も見ておこう、そして私の好きな飛騨高山も行っておきたい。
今回は車での旅です。もちろん運転は私

東海北陸道の開通で愛知県から飛騨高山、そして日本海へのアクセスは本当に楽になりました。
とはいえこんな長距離を運転するのは実は初めて。
高山までは慣れているので楽々ゴール


11月初めでしたが標高が高いので紅葉が始まっていました。
すっきりと晴れた秋晴れの空が気持ちがよくって散歩も楽しい


上三之町界隈はカワイイ和小物の店やらお土産物店やら試食、試飲ができるお店やら何度来ても毎回楽しんでしまいます。
ただ今回は運転手だったので、、、日本酒の試飲はNG


彼が美味しそうに飲んでいるのを恨めしげに眺めることとなりました。
余談ですが。。。
フランスでも日本酒はSAKEという名でかなり浸透してきています。
が、SAKEって焼酎も清酒も吟醸酒も(多分調理酒レベルのお酒も)みーんなひとくくりなんです。
しかも、日本と韓国と中国(とおそらくタイやカンボジアも)の文化の区別が着かない大抵のフランス人がSAKEだと信じて飲んだアルコールがどの酒であったかは神のみぞ知るで、それが日本製であればラッキーと思った方がいいレベルです。
なので、フランスで日本酒の話をすると
『日本酒。SAKEね!もちろん知ってるよ〜。美味しいよね。でもかなりアルコール度が高いよね〜。』(焼酎だったのか??)
とか
『私はあのキャラメルのような色をしたSAKEを暖めて飲むと美味しいと聞いて飲んでみたけどちょっと苦手だったわ』(多分、紹興酒。。。だまされたのか?)
とか言われることが多々あります。
彼も『日本酒=かなりアルコールが強いお酒』って思っていたようです。

造り酒屋が多い高山の旧市街はいろいろなお酒を試飲することも、気に入ったお酒をマスで飲むこともでき、かなり彼にはいい経験だったようで、いい気分になる程度に飲んでいました。
やはり日本酒は美味しいですものね〜。
お酒が飲みたいのに飲めなかった憂さは食でカバー


信州そばはシンプルに山菜と頂くのが好きです。
食も買い物も観光も楽しめる高山。
今度は車の運転をしなくていい方法を探してリベンジしなければ!!
三十三間堂→京都タワー→奈良公園→京都経由で愛知へ
というタイトなものでした。
でも、東大寺の南大門から大仏殿、そしてもちろん大仏を是非彼に見てほしかったんです。

正倉院展が開催されていたので、去年に引き続き見たい気持ちも山々だったのですが時間的に不可能だったのでグットがまん。。。
興福寺の五重塔の大きさに感激し、鹿が観光客でごった返す所に普通に歩いているのにビックリし、奈良漬けの不思議な風味に興味シンシンのカメラ小僧の彼が大仏殿の大きさに驚く顔が見たくて、ウズウズしてるのに、奈良公園は彼のツボにはまるものが多いのか全然前に進んでくれない、、、

彼のツボ。。。
観光客らしく、建造物は気になっているようなのですが、それ以上に食いつきがいいもの
1、電線
2、軽自動車
3、ランドセル
そして、最も熱心にカメラにおさめていたものは
制服を着用している中高生
そう、11月の奈良には修学旅行の中高生がウジャウジャ


そりゃ、もう、彼は大喜びでした。

もちろん、世界最大の木造建築の東大寺大仏殿には私の期待に応え、かなりいい感じで驚いてくれました


その後、二月堂、三月堂、春日大社を順調に回り家路についたのでした。

ビザ申請をしてきました。
今年からフランスの長期学生VISA(3ヶ月以上)を取得するには、キャンパスフランスという学生局への登録と面接が義務付けられました。
登録料金の¥20000ももったいないけれど、面接に行く交通費もバカにならない(´Д` ) 沖縄在住の方とか交通費と滞在費でフランスへの片道チケット代くらいでるのではってくらいの出費になるはず!
それだけの働きをキャンパスフランスがしているかは甚だ疑問だけど、義務である以上は仕方ないです。
二度手間を省くため、同じ日にVISA申請も予約し、一気におわらせました。
その後、六本木ヒルズへ。

クリスマスデコレーションがキレイでした。
ドイツかアルザスのクリスマスマーケットをイメージしているであろうデザイン。


カワイイ(^∇^)

前回の東京往復はあいにくの天気でほとんど見る事ができなかった富士山、今日は綺麗に見る事が出来ました(^∇^)

工場のスキマから見える富士山も日本らしい風景かもしれません。

パリ、といったらエッフェル塔。
NYならエンパイアステートビル(若しくは自由の女神)
東京なら東京タワー、大阪の通天閣、名古屋のTV塔。
遠くからでも目に留まる建物はその町のシンボルとして内外に認識されることが多いと思うのですが、
京都タワーってどうなんだろう??
少なくとも私は、京都駅から出た時に真っ先に視界に入るこのタワーを見て
『うわ〜〜!京都に来たわ〜〜!

皆さんはどうですか??
京都の方にとって京都タワーってどういう位置づけなのかも気になります。

彼が東京タワーと同じテンションで京都タワーの写真を撮りまくっているのをみて、そんなことを考えてしまいました。
京都二泊目は京都第2タワーホテルに泊まりました。
このホテルに宿泊すると、京都タワー展望台のチケットがもらえるんですね!
知らなかったわ〜〜!(通常は一人¥770だからかなり嬉しい)
と、いうことで初めて登りました!!

なかなか良い眺めです。
東西の本願寺はばっちり見えます(近いからね〜) 清水寺も肉眼でなんとか確認できました。
夕暮れ時はさぞかし奇麗なんでしょうね〜。

たわわちゃん(京都タワーのキャラクター)と記念写真も撮ることができます

人が多かったら恥ずかしくて撮らなかったと思うのですが、平日の午前中は穴の時間帯なのか、だーれもいなかったので気に入った写真ができるまで何テイクもしちゃいました

京都の駅前はすっかりクリスマス仕様

ビルの中に大きなクリスマスツリーをが外から見えたので近寄ってみました。

この日は点灯式準備だったのか数分で消灯してしまってビックリ!(翌日は点灯していませんでした)
調べたら11月3日から点灯したようです。私たちが京都に行ったのは10月31日〜11月2日だったので、本当だったら見れなかったはず///
日光のいろは坂の晴れ間に続きちょっとした奇跡でした。
『嵐山からトロッコ電車に乗って保津峡へ』
とか、
『伏見稲荷と酒蔵訪問』
とか、
『国立博物館と東山あたり』
とか、
地区に分けて、何となくテーマを決めて旅の計画をしてきたように思います。
言い換えれば、一日二日の日程で完結させることなんて到底無理ということ。
だから、今回2泊3日で奈良(1日)/京都(2日)を回る、と決めたものの、2日で京都のどこを回れば良いのか、そして効率的に回るにはどのコースにすべきかかなり悩みました。
結局、初めての京都は彼の持っていたガイドブックの評価を参考にしました。
日本人としては少々不本意だけれど、『分かりやすいが一番』
と、言うことで、一日目は祇園から清水寺、
二日目は。。。。。
やはりここは外せない、外国人観光客人気No1の
金閣寺

混雑が予想されたので朝一番に訪問。
その後は、きぬかけの道を徒歩で龍安寺に向かいます。

石庭は沢山の人が縁側(?)に座っているのに、不思議に心がシンとします。
できれば一人きりで眺めたいけれど///


私の予想に反して、サクサク進んだので、予定外でしたが市バスを乗り換えながら
銀閣にも行けました。

私は金閣より銀閣のほうが好きなんですが、二者択一ならどうしても金閣になってしまう。。。特に外国人相手だと

彼も銀閣のほうがよかったみたい


日没直前の銀閣と京都の風景は一日の疲れが吹き飛ぶくらいの美しさ。
その後、哲学の道を通って南禅寺も!って欲が出たけれど、途中で真っ暗闇///

仕方ないのでホテルに戻りご飯を食べて寝たのでした。(二日目は京都駅真ん前のホテルに泊まりました)

知恩院の三門を始めどの建物もダイナミックで好きです。

残念ながら紅葉にはまだ早く、雰囲気だけでもということで足もの写真を一つ。

この後、カメラの予備バッテリーを宿に置いたままだったことに気がついて。。。
雨の中、一旦引き返してから今度は清水寺にむけて歩き出しました。
ねねの道から二年坂、産寧坂。

観光客は多いし、観光客向けのお店だけれど、、やはり石畳の小道は旅行気分をもり立ててくれます。雨が降って足元すでにビタビタで冷たいけれど、お香や和小物のかわいいお店を冷やかしながら歩くのはやはり楽しい。


で、清水寺。
実は小学校の修学旅行以来。
舞台はやはり圧巻!で、とってもフォトジェニック

音羽の滝、修学旅行生と一緒に並んで飲みました。
ただ、ヤング達が殺到する、「学業上達」、「縁結び」の滝では無く、「長寿/健康」を選んだことは言うまでもありません。


やはり、奈良京都は日本観光には外せません。
東京から帰って、一日だけ実家で体を休め、2泊3日で行ってきました!
11月頭だったので、紅葉はまだ色づき始めだったけれども、観光バスも少なく落ち着いた古都の風景を楽しめたのではないでしょうか(^^)
初日は祇園の町屋を改築したゲストハウスに宿泊しました。

トイレ、シャワー共同のユースホステルみたいな感じ。
素泊まりで1部屋¥7000 日本の宿泊施設では珍しく部屋単価なので一人あたま¥3500とお値打ちでした!
なにより、町屋建築を見れたのも嬉しい(^∇^)
興味のある方はこちらをご覧になってください。
雨だったけれど、宿に荷物を置いて街に繰り出しました。
祇園の街はしっとりとした雨の風景もよく似合います。

花見小路も祇園らしくて良いのだけれど、私は白川沿いのほうが落ち着いて好きかもしれません。

白川を眺めるお好み焼き屋さんでランチを頂きました。(ほぼ毎朝NHK朝の連続テレビ小説を見ていて無性に食べたくなったのがその理由)