若かりし頃、お遊びと言われても文句が言えない夏期語学講座で学んだことがあるのですが、ホント全く違います。
一番違うのは、以前は限りなく0%に近かった中国人留学生が今や全体の70%以上を占めていること。(語学学校ならではです。大学や院の本科では中国人学生は増加しているものの、それほどではありません)
これは中国の開放政策とフランスのサルコジ政権になって押し進められている中国人留学生倍増目標(実際は倍増どころでなく10倍近くなっているけれど。。。)に寄る所が大きいと思われます。が、とにかく多くって「私は中国に留学したのか?」って錯覚を覚えるほど。
そして、中国人留学生はかつての国を背負ってたつ超エリートかつ野心的な学生ではなく(もちろんそういった人もいると思うけれど)、バブル期に日本の女子大生がこれといった目的はないけれどアメリカ西海岸やハワイあたりに留学していたのと同じ感じです。
日本ではあまり感じることが無かった時代の変化を感じます。
第二に、日本でも内向きな若者が増え、ダイナミックな人材が少なくなったと言われて久しいのですが、これって世界共通かもって思います。
中国人もアメリカ人も南米人も、もちろん日本人も
みな、こぎれいでマジメで優しいのですが、
オトナシい良い子ちゃん達ばかり。(カトリックの私立校だから??)
語学なんて、話して、コミュニケーションをとれてなんぼなのに、同じ国出身の子と固まってしまって、授業中も発言しなくって、いつフランス語を話すの?って子が多いんです。
授業にも問題があるのかもしれません。(特にメインの語学クラス)
沢山の中国人学生を受け入れすぎてしまったばかりに(国から何らかの要請があったにちがいない)語学クラスの人数が25人を超しています。(7割は中国人)
これでは一人が発言できる機会は限られます。
語学は「話す」「聞く」「読む」「書く」のバランスが大切なのだけれど、「書く」というテクニックを要する項目はいつもおおざっぱな説明を受けただけで論文を宿題にするといったような無茶振りをされるし、「話す」は上記の通り難しい状態。「聞く」と「読む」のは正直どこでも出来ること。。。
私はオプションで選んだ授業で少人数の会話や実用的な(履歴書書いたりモチベーションレターを書いたり)フランス語を学ぶコースを選んでいるのでうまい具合に補えているのですが、オプションの選択次第ではフランス語を全く話さずして卒業可能です。(オーラルのテストは別にして)
もちろん、自分の意識次第で状況は変わります。
それに語学学習は学校に通っている限られた期間で終了するといった類いのものではありません。
でも、時間とお金を使って学びに来ている訳ですからそれなりの手応えは欲しいと思うのは当然です。
これからフランス語留学を目指されている方がいらしたら、語学学校は最小期間で集中して勉強して大学、若しくは大学院の本科を入試されることをお勧めします。あと、日本で基礎をしっかり固めてくることも大事だと思います。
いきなりネガティブポイントから入ってしまいましたが、いいことだってあるので次回書きたいと思います。
すでに先週からスタートしている講義も多く、宿題もしっかりあり、さらには学校運営のサイトに自習ページというものがあり、学生番号とパスワードでログインすると授業内容の復習、活用、ディクテ、文法など自分の弱点の補強ができると同時に先生が各自の家での学習状況をそれでチェックするというすばらしいような恐ろしいような物まであり、日々ウンウン唸りながら勉学に勤しんでいます。

選択科目は以前の予定通り選択したので毎週ハッピーマンデーです。
平日の一人だけの時間、、、やっぱり捨てがたい。
そのかわり火曜から金曜は一日5時間か6時間の授業が朝の8時から夕方5時近くまで凝縮しています。(さらに家でも宿題)
一日8時間+残業未知数で長年働いてきたけれど、体力的には勉学のほうがダメージが来ます。
この数年、自分の得意な分野にしか頭脳を使ってきてこなかったので、使っていない部分を急に酷使するようになった為だと思うけれど、、、
今日は、疲労マックスです。眠い。。。
先週のレベルテストの結果、一瞬何かの間違いで一番上のクラス(我が校は私の所属する外国人向けの語学コースだけで500人もいてレベルは20以上に分けられます)に入れられ、
そこは、やはり目的意識も高く、フランス語の学習時間も多分かなりあり、フランス文化や社会に関する知識も豊富なかなり優秀かつアグレッシブな人が多く、どこから見ても私の場所がない感じでした。
でも、その後、最高レベルクラスをさらに細かく分けるという、エリート意識をくすぐる選考テストがあり(新聞記事を読んでレジュメし、さらに自分の意見を小論文にするという、読み書きがほとんど出来ない私にはお手上げのテストでした)なんとかやっつけたけれど、やはり本来のレベルが露になってしまったようで、一個下のレベルに落ち着きました。
中級以上のレベルだと、週18時間から21時間取る授業の内6時間が必須のフランス語のコース。
他はオプションの中から自分で選び時間割を作って行きます。
今週はイロイロ仮で授業を受け、来週月曜に本登録となります。

オプションには、美術史やフランス史、文学、社会学といった教養科目もあれば
口語表現、商業フランス語、ツーリズム、文法、音声学、英仏翻訳といったフランス語を目的別に強化するような科目もあり、何を自分が身につけたいかきちんと考える必要に迫られています。
今、候補にあがっているのが
文法 キチンと文法をやり直したいと前々から思っていたので。やはり文法の知識は話す上でも大切です。
商業フランス語 今後働くことを考えると必要でしょ!しかも私は結構この手の現実的な授業が好きです。
フランスツーリズム もしかしたらこっちで働くかも知れないし、ガストロノミー、ワインの知識など興味もあるし。。
口語表現 ディベートメインの授業。とにかく話すことはフランスで生きることに必要な能力。加えて違う国の学生の考えをかいま見れるという興味深い一面もありそう。
フランス美術史 19世紀のフランス絵画を体系的に知ることは、なかなか無いチャンス。加えて時間割的に都合よくはめ込める。
このまま変更が無ければ、月曜は定休日!(狙って選んだ節もあり)
朝一番の授業は8時とかなり早いので出来れば避けたかったのだけど、そんなぬるいことばかりも言っていられず、週5日(月曜定休なら週4日)のうち3日は朝一番が入る予定。
なんか大学生に戻ったみたい^^
やはり、残された時間と処理する仕事量が明確になる休日前は、通常の5割り増しの集中力が発揮されるものなのかもしれません。
こんな私と一緒にしては失礼かもしれないけれど…
昨日、フランス大使館領事部から、戸籍抄本の翻訳査証が届きました。

速達でこちらから21日(火)に送り、22日(水)の11時ごろ大使館領事部着(書留で出したのでネットで確認)
スタンプや領収書の日付けを見ると、到着後直ぐに処理され、責任者のサインまでゲット。翌日が天皇誕生日の祝日で休みだったかは分からないけど、24日(金)には経理を通り投函されました。(消印は27日)
流れるような、スムーズな仕事!
今年中に戻ってくるとは思わなかったのでビックリしました(*^^*)
年内にやりかけの項目が終わったのは嬉しい限り!
これで、フランス大使館関連の準備はお終いです。
しかし、疑問に思うのは、在日フランス大使館の休日って日本のカレンダーがベースなんだろうか??
でも、在日大使館勤めのフランス人高級官僚のお休みが日本の祝日が少ないカレンダーベースとは考えにくい。(アリアンスフランセーズの館長でも12月中頃には既にバカンスだったし。。。)
大方のお偉い級の大使館スタッフはとっくに本国に帰り、家族とクリスマスを祝っているのではないだろうか?
だとしたら、残されて書類にサインをするかわいそう(?)なフランス人はなにがなんでも(本国に帰るのは無理だとしても)24日には働きたくなく、もの凄いピッチで書類にサインしまくったのではないだろうか??
なんて考えてしまいます。(経理系の処理はおそらく日本人だったと勝手に思っています。)
なにはともあれ、フランス大使館のお仕事を見直した一件でした。
残る処理は、転居届、年金の休止手続き、携帯電話の解約、お金の管理方法を決めて処理すること、くらい。
良いペースです(^∇^)
まずは、
留学先の登録証明書
私の場合は学校には前金を支払って残りを渡仏後の本登録時に支払うことになるので、仮登録書です。
この書類はキャンパスフランスの面接前にコピーを送付しておかなければいけません。(以前のブログ記事参照ください。)
そして、ビザ申請の前に済ませておかなければならないキャンパスフランスでの面接の時に、登録書にキャンパスフランスのハンコを押してもらい、それを提出します。
経済証明
大使館HPによると、月額の生活費430ユーロを最低額とし、留学期間をカバーできる財力があることを証明する必要があります。
ほとんどのフランスの銀行の口座は、渡仏して滞在許可書がもらえないと開設できないようなので、悩む所だと思います。
日本の銀行で英訳の残高証明をもらうのもビザだけだったらいけるかもしれませんが、どうなんでしょう??
私は夏の渡仏前にケスデパーニュの口座を三菱UFJ銀行を通して開設しており、残高証明をフランスから送ってもらうようお願いするだけだったので、楽勝でした。(三菱UFJ銀行でのケスデパーニュの口座開設に関する詳細は三菱UFJ銀行のHPをご覧ください)
ほかで、有名なのはシティバンクだと思います。
以前はシティーバンクの口座を持っていたのですが、地元に支店がなく(名古屋なら支店があるけれど。。以前、カードを紛失したときの対応を支店迄行って行わなければならず、出不精の母に頼み込んで行ってもらった苦い思い出があります。)、解約してしまいました。
私が口座を作ったケスデパーニュはパリの銀行なので、パリに住まないわけだし、後の事を考えると、もっと便利な銀行の口座が必要になると思います。
ケスの口座は日本で入金しておいた現金を引き出すお財布変わりという感覚です。
カルトブルーもイロイロな引き落としや入金もこの口座からはできません。(働き始めたり、家賃の引き落としを考えている場合は使えないということです。)
お金の問題って、面倒だけれど、やはり言葉が不自由な外国で右往左往してストレスをためることになるのは避けたい。出来る限りの事はしておかないと!!
滞在目的、滞在期間、滞在地域によってお金の管理方法は様々だと思うので、よく吟味してく必要があると思います。
滞在先証明
フランス到着より3ヶ月間の滞在を証明する書類。
彼と暮らすので、私に必要なのは
1、彼の念書「私、○○は2011年1月24日から7月?日までの期間、catitudeに無償で住居の提供をいたします。」と書いてサインしてもらいます。
2、彼の身分証明書のコピー
3、アパートの賃貸契約書のコピー。
4、最新の電気料金請求書コピー
を用意しました。
すでに夏の3ヶ月一緒に暮らしていたので、書類は簡単にそろいました。
あとは、パスポートのコピー(顔写真のあるページ)申請時はパスポート本体も当然提出します。(後日パスポートにビザが貼付けられて返送されます。)、
移民局提出用書類(必要項目記入したもの。日本語訳を見れば簡単に記入できます。)
こうやって後日、つらつら〜って書くと、案外簡単だったのね〜。って思えてしまうけれど、、
まぁ、実際、現地で学校に直接行って担当の方に教えてもらったり、暮らす所がすでに決まっていたり、銀行の口座も持っていたりとゼロから準備する人に比べれば「なにが大変だったの??」って感じだけれど、
実際、フランスでそして日本で準備している時は、
「こんなんで大丈夫なんだろうか?」

「ビザ申請時に足りない書類を指摘されないだろうか?」


「ビザ、おりるのだろうか?」



って不安でした。。。
無事ビザが取れたので一つクリアです。
これで日本での準備編は終わりです。(あと、法廷翻訳が大使館からハンコついて戻ってくるのを待つのみ!)
次はフランスでの滞在許可証申請です

今日は申請書の記載内容を中心に思い出しつつ書いて行きたいと思います。
まず、大使館HPの申請書類一覧をプリントアウトしてチェックしていきます。
申請用紙も大使館HPからプリントアウトしておきましょう。申請書は申請するビザによって異なります。
私の申請した長期ビザ申請書についてお話したいと思います。
あと、移民局に提出用(フランス入国後)の書類もプリントアウトしておきましょう!
この二つの書類(長期ビザ申請書と移民局提出書類)はフランス語記載ですが、日本語訳が大使館のHPにあります。
こんなことすら、「フランス大使館って案外親切。。


写真は写真屋さんで35×45㎜の証明写真を作ってもらいましょう。
※スピード写真やデジカメで撮影してもでもいいとは思うのですが、仕上がりがちがいます!
なにかあったとき(事故とか事件とかテロとか、、もちろん無い方向でいきたいですが、)、TVに移る写真があまりに酷いと嫌だから。。。っていうのが理由。

もちろん、渡仏後、在仏日本大使館に提出する在住届けの写真も同様の意味で注意が必要。
「背景は白」と記載していますが、私の写真はブルーでしたが問題ありませんでした。(ブルー背景のほうが間違いなく美しく見えます。白だとなんだか陰気で数歳は老けて見えます。30才を超えたら、こんなちいさな工夫が大きな違いなんです、悲しいけれど。。

では、記載項目について、
ほとんどは日本語訳を参照すればわかるのですが、私が「??」ってなった所のみを書いておきます。「」内は大使館HPの日本語訳
16, Délivré par
「発行機関」
ここはパスポート情報の記載項目なのですが、、私は「外務省(ministry of foreign affairs)」って書くのか、パスポート発行地を書くのか分かりませんでした。
正解は発行地。私の場合愛知県なので AICHI と記載。
19, Numero(s) de téléphone
「電話番号」
普通に05△△- ××ー○○○○と書くのか、海外から電話するような記載の仕方をするのか、、大使館って一応外国だし、日本から連絡があるとは限らないし。。。
正解かは疑問だけれど、+81 5△△ ×× ○○○○ って海外仕様で記載して通りました。
21,Activité professionnelle actuelle
「現在の職業」
無職ですので Sans emploi と記載。
22,Employeur
「勤務先」
と、ありますが、学校に通うのが目的なので、ココには通学予定の学校の名前、住所、電話番号を記載します。
24,Nom,adress,courriel et no téléphone en France de l'employeur/de l'etablissement d'accueil/du menbre de famille invitant,etc
「招聘機関 / 受入機関 / 受入家族等の住所・E-mailアドレス・電話番号」
いろいろ書いてありますが、研究者としてとか、フランスに住所がある会社の社員としてとか、オペアとしてとかの人はココに記載する必要があると思いますが、学生なのでこの欄は空白でオッケー。
フランスでの住所はその下の欄 25のQuelle sera votre adress en France pendant votre séjour の所に記載します。
私は彼と暮らすのですでに彼がすんでいるアパートの住所を記載しました。
フランスに付いてから住まいを探すかたは、とりあえず滞在先証明の書類を作るために予約したウィークリーアパートとかホテルの住所を書くことになると思います。
26,Date d'entrée prévue sur le territoire de la France,ou dans l'espace Schengen en cas de transit
「フランスまたはシェンゲン協定加盟国入国予定日」
学生ビザは学校で勉強する為にフランスに滞在する為のビザなので、学校への登録期間がベースになります。
当然、留学先都市に到着してから生活を整えるのに1、2週間の準備期間は考慮されますが、学校が始まる1か月前からフランスに入国して国内を旅行して、、、なんてことはダメみたいです。
私は学校の始まるジャスト1週間前の飛行機を予約したので、その日にちを記載しました。
そして、ビザはまさにその日から6ヶ月の期間で発行されました。
29. Quels seront vos moyens d'existence en France ?
「フランスでの滞在費用の手段」
当然、就労目的ではないので貯蓄ということになります。
épagneと記載しました。(冠詞はこういった場合はつけません)
30,Serez-vous pris(e) en charge par une ou plusieurs personne(s) en France ?OUINON
「フランスでの滞在の際に保証人はいますか。」
Si oui, indiquer leur nom, nationalité, qualité, adresse, courriel et téléphone :
「保証人がいる場合、保証人の姓名、国籍、職業、住所、E-mailアドレス及び電話番号をご記入下さい。」
私は彼に保証人に成ってもらったので、OUIにチェックし彼の住所、電話番号、メールアドレスを記載。
ここで分からなかったのが、彼の「qualité」身分、資格、肩書という意味なのですが、、、
「フランス居住者」なのか「会社員」なのか????
「フランス居住者」で良いみたい。résident français と記載しました。
申請書に関してはこんな感じで書いていけます。
分からない所があったら、空欄にして付箋をつけて申請時に窓口で教えてもらいながら記載して行けば良いと思います。
そしてビザを申請するにもオンライン予約が必要です。(2010年3月から始まったシステム。
詳しくは大使館HPをご覧ください)
無駄に受付を待つ必要が無いのだから、予約システムはとてもいい考え

しかし、まだ環境が不十分。
と、言うのも、WindowsのPCでないとオンライン予約できません!
しかも『電話での問い合わせはしてくれるな!するならメールで!』ってHPに明記。。
macユーザーの方、要注意です!
私は父のPCを使ったので何の問題も無かったのですが、(フランスにいる時は彼のPCもあるし)
PC環境が無い人ってどうするんでしょう?
メールで質問を送ってもいつ回答がもらえるのか、もらえても自分の欲しい情報かどうか?ビザの申請をしたい人ってそんなに時間の余裕も無いと思うのだけれど。
どうなんでしょう?フランス大使館ビザセクションご担当者様??
さて、キャンパスフランスもビザ申請も東京の大使館に出向かなければいけないので、地方在住者は一気に終わらせたいところ。
私は10時30分にキャンパスフランスの面接。11時30分にビザ申請の予約をしました。
※ビザ申請。遅刻をすると再度予約を取り直して出直すことになります。(怖)
キャンパスフランスでの面談は形式だけのものだったので、幸い時間が押すことはなく、11時ちょっと過ぎにはヴィザセクションの待合室でスタンバイできました。ホッ

フランス大使館の周辺はちょっと時間をつぶせるような店もすくないので二つの予約間にあまり時間をとってしまうと無駄に疲れそう///。
コンビニや郵便局も土地勘が無いと見つけるのが難しそうなので、切手を買うとかコピーをとるとか軽食を買うとか、隙間時間でなにかを企んでいる方、大使館付近に着く前に済ませることを強くお勧めします!
ヴィザセクションは大使館の入り口ゲードに取り付けられた小さな部屋で、中に入るにはセキュリティチェックをうけますが、身分証を預ける必要はありません。
中には申請受付の窓口が3つ。(と、いっても3つ開いているとは限らない)
日本人の担当者の時もあれば、フランス人の担当者にあたることもあるようです。
待合室はイス20脚程度(オサレだけどあまり座り心地が良いイスではないです)と小さいので予約の時間に早すぎても入れてもらえないかもしれません。
トイレが奇麗なので慌ててビザセクションに駆け込んだ方、ココで身だしなみを整えましょう!(鏡無かった気がしたな〜。手鏡を持参した方がいいかもね^^)
と、言うのも、ビザに使われる写真は自分が申請のために用意した写真ではなく、その場で撮影された写真が使用されます!!
私はかなりヴィザの写真にはかなり満足していますが、バタバタしてスッピンで行ってしまっていたらと思うと冷や汗がでます。。。
やはり、計画は余裕を持って!ですね。
ちなみに、私は11時30分の予約でしたが、窓口で名前を呼ばれたのは12時でした。
ちなみに、ラストワンでした。
※ヴィザセクションはAM9:00〜AM11:30までのオープンです。
戸籍の法廷翻訳はフランス入国後、滞在許可申請時移民局に提出するのに必要な書類です。
受付の女性に翻訳をお願いしたい旨伝えると、
『登校で翻訳をさせていただけるのですが、、館長がすでにバカンスでフランスに戻ってしまって、1月5日からでしかお受けすることができないのです。だいたい10日くらい翻訳にお時間を頂いていますので、のでお渡しが最短でも1月15日以降になりますがよろしいでしょうか?』
との返答。。。
まだ、12月も半分以上のこっているんですけど///バカンスですか??

早くも、名古屋にてフランスの洗礼をうけてしまいました。

怖し国フランス。。
もちろん1月15日なんかに翻訳が届くのでは遅すぎます。
なぜなら法廷翻訳が必要な場合、フランス大使館認可の翻訳業者に翻訳をしてもらった書類をフランス大使館に送付し査証をもらって返送してもらわなければならないからです。(→詳しくは大使館HP参照ください)
大使館からの返送は受付から10日前後かかるとのことで、しかも年末年始はもうすぐそこ!
日本の中のフランスである大使館の業務がバカンスシーズンで稼働率がガクンと落ちることは覚悟しておいた方がいい。(それでも動いていてくれればかなり嬉しい)
今年中がむりなら(すでに弱気。。。)来年一番に査証の処理していただき返送していただきたいので翻訳の出来上がりは来週中には欲しいのです。
と、いうことで再度大使館の翻訳業者リストをチェック、業者のホームページなどを参照しながら数社に電話やらメールやらを送り、納期と金額を確認し比較検討の結果、エスパス フランセさんにお願いすることにしました。
お値段は他と比べ良心的で、納期は他社さんと同じでした。
メールでのやり取りでしたが、レスが早く返答内容に細かな気配りが感じられたのが決め手になりました。
この書類が届けば、日本で準備する書類は完了です。たぶん///
せっかくオンラインでカッコ良くサクッと出来たのに、中途半端にアナログで///
電話をすればすぐに処理してくれるので文句はないけれど、せっかくなら変更まですべてオンライン管理した方が事務所的に手間も省けるとおもいますけれど。。。大きなお世話かな?
キャンパスフランスを通すことで唯一良かった所は、大使館内部に入れること!
今、ビザセクションは大使館入り口に別室が出来ているため、ビザ申請だけならその小部屋に直接外部から入る形になるので、大使館の新しい建物の内部は見ることが出来ないのです。
(写真左のガラス張りの部屋がビザセクション)

写真右の切符売り場の窓のような所でキャンパスフランスの面談に来た旨を伝えると、身分証を預けるのと引き換えに通行証を渡されます。
セキュリティーチェックを受け、いざ、大使館内部へ。

去年の12月に出来たばかりの新しい建物は、大使館という重々しいながらもどこか華やかなイメージとはチョット違っていてなんか最近出来た美術館か大学の校舎のような印象をうけました。

内部も明るく、カジュアルな雰囲気。
ほぼ予約の時間通りに面談の部屋に案内されました。
小さな会議室くらいの大きさの部屋には若い女性の日本人スタッフ3名がデスクワークをしていました。
そのうちの一人と思われる私より10は若いスタッフが面接をしてくれたのですが、な〜んか変な感じです。
大使館勤務なので高卒ってことはないと思うので、社会人経験は多く見積もって3年弱の職員に将来の展望を聞かれ、しかもダメ出しまでされるのですから。。。
ここは空港の入国審査のようなものだと割り切って、当たり障りの無い返答と質問をして書類にハンコを押してもらいました。
まだ稼働して1年足らずの日本のキャンパスフランス、今後もっと留学生の力になって欲しいものだと心でエールをおくりながら(なぜか上から目線)その場を後にしたのでした。
所用時間は30分弱だったと思います。
あ、日本人同士の日本語での面談ですが、最後フランス語でなにかしゃべってくださいって言われます。
「フランス語でなにかしゃべって」って日本人に言われることほど戸惑うものはありません。
自己紹介と簡単な志望動機くらいは言えるようにしておいたほうがいいですね。。。しどろもどろになってしまいました。
11月30日に申請した学生ビザです!!
配達の日付が12月10日だったのできっかり10日で手元に届いたということになります。
なかなか出来るじゃない!フランス大使館ビザセクション

これで、安心して出発の準備ができます。まずは一つクリア。

しかし、フランスで生活する手続きはフランスに着いてからが本番です。コレから移民局で、県庁で、警察署で、市役所でなにが待ち受けているのか。。。。
悪名高いフランスのお役所仕事

と、言うことでカテゴリを一つ増やし、フランスでの手続きの備忘録としてブログを活用して行くことにしました。
まずは、無事取得できた長期学生ビザの取得のあれこれ(2010年11月30日申請時)
長期学生ビザとは3ヶ月以上の留学に申請するビザで最長1年です。(フランスで期間延長可)
3ヶ月以内なら、日本の普通のパスポートがあればビザ申請は必要ありません。
まず、やらなければいけないこと
それは、キャンパスフランスというフランス政府留学局への登録です。
今年から始まった制度のようです。
オンラインで事が進むので楽といえば楽。
まず、アカウントを作成し自分の情報を登録していきます。
ほとんど日本語で登録可能ですが、履歴書、動機、留学計画、留学後の展望はフランス語か英語で記入になります。
私の場合はここで熱く語った所で結果に差は出ないので2、3センテンスの一言作文

アカウントができると自分のメールボックスが出来るので、分からないことがあればメールで質問すると、教えてくれたり、代わりに入力しておいてくれたりとかなり便利。レスポンスもビックリするくらい早くて感心してしまいました。
¥20000も登録料払うのだから、そのくらいお願いしてもバチはあたらないかな

しかし、私みたいな料金さえ払えば誰でも入学できるような語学学校の場合、ほとんど自力で学校関係の処理はできるのだから正直必要ないプロセス。。。
入力が終わると面接の予定を入れることができます。
ビザ申請のためにはたとえ相談することが何一つなくてもアポを取って東京のフランス大使館内のキャンパスフランス事務所で担当者との面談をしなければいけないのです。
既にフォームに記載されていることの確認作業しかしないことが分かっているのに、、、ここでハンコを押してもらえないとビザがもらえません。
政府の機関って本当にボロい商売。。。
キャンパスフランスの面接には事前に二つの書類のコピーを送付する必要があります。
一つは最終学歴の卒業証明書。
これは大学で発行してもらいました。英文の卒業証明がとれればそのまま提出書類として使用できますが日本語の場合は翻訳が必要です。
二つ目は留学先の仮登録証明書(Attestation d'inscription dans un établissement d'enseignement)です。
3ヶ月以上の留学期間と週20時間以上のクラスを受講する事が明記されている必要があります。
日本人留学生が多い学校は事務局の方がそこをふまえた上で証明書を作成してくれますが、念のため確認した方が良いと思います。
私は夏にフランスにいる間に直接大学の事務局に行って前金を支払うと同時に証明書をもらえたのでもの凄く簡単でした。が、大方の留学生は日本から不安にかられながら振込をし、いつ来るか分からない書類をジリジリしながら待つことになるので精神的に第一関門になるのかもしれません。が一番コレが大事な書類!!
準備万端整えたらランデブーへレッツゴーです!(昭和な表現だったわ///)