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キリスト教覚え書き

私の相方はクリスチャンです。

今時の若者(?)には珍しく可能な限り日曜のミサに行っています。

もちろん、私はよっぽどでないとミサには行きませんし、彼も強要することはありません。

でも、少しは知っておいた方がいいかな?って最近よく思います。

なので、キリスト教の事もメモ代わりにアップして行くことにしました。(間違いも多々あると思いますので、お気づきの点があればご指摘頂ければ幸いです。)


先週日曜のミサで彼がツゲの枝をもらって帰ってきました。

キリスト教覚え書き_c0170236_225918.jpg



この日は、「枝の主日」(les Rameaux,若しくはdimanche des Rameauxって言います)といいパック(イースター)の一週間前の日曜の事をさします。

イエスのエルサレム入場を記念した日で、この日からイースターまでの一週間は「聖週間」と言われます。


このツゲの枝は家に飾られた十字架に添えられます。
キリスト教覚え書き_c0170236_23114471.jpg


毎年、新しい枝に取り替えられるそうです。(↑この写真の枝は去年のもの)


ここまで彼から説明を受け、

私の頭に浮かんだ疑問

『古い枝はどうするの?』039.gif


日本のお守りみたいなものですよね。これって。。

なら、一年間家を守ってくれた枝は然るべき方法で処分されるもの。。。


彼の答えは

『燃やすんだよ〜』


と言いつつ、準備中のBBQの火の中へポイッ!


!!!!!!


絶対、違うと思う!!!

少なくとも肉を焼くのに使ってはダメでしょう〜〜!!!


って思ったのですが、宗教がらみの突っ込を他宗教信者が発するのは時に危険。



後でこっそり調べてみたら、

やはり、灰の水曜日(マルディグラの翌日の水曜日:この日からイースターまでを受難節(carême)といいます) の前に教会に持ち込み、灰の水曜日のミサに使われるのだそうです。

ちなみに、灰の水曜日のミサでは額にその灰で十字を書かれます。


やはり、疑ってかかる訳ではないけれど、文化的、宗教的なことでも普通に「あれ??」って思ったことはフランス人の饒舌に丸め込まれてはいけない!!って強く悟りました。(フランス人は根拠のない事を自信たっぷりに論理的に主張するので、慣れないとうっかり騙されます。)
by catitude | 2011-04-18 23:35 | 日々のこと
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