大地はオレンジのように碧く

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良いお年をお迎えください

フランスではノエルのインパクトが強烈すぎるせいか、新年は「ノエルとひとくくりのバカンス期間の最後」程度の位置づけです。

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仕事をしている人はしているし、バカンスの人は普通に休暇を楽しんでいます。

元旦は祝日だけれど大晦日も2日も平日であれば普通の日。


あまりにも普通で

アレレ??って感じです。

ほとんど全ての行事はキリスト教の祝日が根っこにあるフランス。

対して季節の節目節目でキチンと区切りをつける日本。


やはり、私は一年の最後はキチンと終わらせて新しい年を迎えたい。

だから、キチンとご挨拶しないと、なんだか気持が悪いのです。



今年は、いろんな変化があった一年でした。

自分の弱さを嫌というほど感じたこれまでに無いストレスフルな一年でしたが、同時に沢山の人に助けられた一年でした。

一人で生きているんじゃないんだな〜。私は沢山の人に愛されているんだな。って嬉しく思うこともたくさん。

感謝。


とはいえ、現時点の私の成果にはまだまだ満足&納得できないのも事実。

来年は、もっと頑張って、自分に合格点があげれるようによりいっそう頑張らないとね!!




年の終わりに当り心より皆様のご多幸をお祈りいたします。

どうそ、よいお年をお迎えください。
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# by catitude | 2011-12-31 00:11 | 日々のこと

私には権利がある。

先週のこと、

私は職安から紹介された就職支援コンサルタントとの面談を受けていました。

ちょうどその前の週にとあるアソーシエーションにフォーメションエントリーについての問い合わせのメールを送っていたのですが返事が無かったため電話をすることになりました。


何て事の無い問い合わせ。

「○○フォーメーションのセレクションを担当されている△△様、お願いします。」

「生憎、△△は昼休憩に出ております。」

「どなたか、他にお分かりになる方におつなぎ頂けませんでしょうか?」

「本日、この件が分かるのは△△だけです。14時頃帰社します。こちらから欠け直しましょうか?」

「いえ、私の方からかけ直します。ありがとうございました」


対面だったら問題なく話すことができるのに、電話だと、完璧にパニックです。本当に情けない。

声も小さ〜〜くなって、自信なんかひとかけらも無くなってしまう自分が嫌で嫌で。



隣にいたカウンセラーが(私がお願いして電話中も同室してもらっていました)

「大丈夫?電話、苦手??」

電話のフランス語がとても苦手な事を話すと、

「この電話の相手の立場はあなたの上でも下でもないのよ、あなたは『先週送ったメールが届いていますか?』って問い合わせをしているだけ、インフォメーションをもらおうとしているだけなんだから、もっと毅然としていなきゃ!!繰り返し言っているけれど、あなたのフランス語は仕事をする上で十分すぎるレベルなのよ。外国人のアクセントはあるけれど、

あなたにはアクセントのあるフランス語を話す権利があるのよ!!


と、たしなめられました。


権利

日本で何不自由無く暮らしていた時は自分の「権利」について考える必要がなかったように思います。


フランスに来てからは

滞在許可証はテンポラリー、

言葉が十分に話せない、

仕事をしていない、


→ 私には権利を主張する資格なんかない。


と、なんか心が縮こまっていました。

だから、知らない人と話をするのはとてもストレスだったし、上手に言いたいことが伝えられなかったり、同じ文法的なエラーを繰り返していることを彼から指摘されたりすると、もうそれだけで劣等感に苛まれ落ち込みまくっていました。



そうだよね、

私には自分のレベル以上のフランス語が話せない権利があるし

失業者ではあるけれど、出来る範囲内で自分の人生を楽しむ権利もある。

小さくなっている必要なんてどこにも無いんだ!!

と、目からウロコでした。


もちろん、人一倍頑張らなければいけないことに変わりはないけれど、

「私はココで皆と同じ権利をもって生きているのよ!何か文句でも?」

っていう毅然とした強さをもつことってとても大切なことなんですよね。(特に異国では)



そういえば、ここフランス、失業者も35日間のバカンスの権利があるんですよ!!

権利は人として生きて行く上でとても大切なものだけれど、行き過ぎた権利っていうのも問題ですね。。。ムズカシイ。
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# by catitude | 2011-12-30 00:39 | 日々のこと

もう12月

もう12月。

今年はあまりにも生活が変わりすぎて、あれよあれよという間に過ぎた一年。

日本で積み上げて来たものが価値を無くし、

言葉も生活スタイルも一から始めることの楽しさと辛さそして焦り。

さらには遠くなれた母国で起こった大災害。

心臓がよじれてしまいそうなくらい辛いのに、フランス人達の悪気は無いけれど無神経な一言に涙が止まらなることも。

言葉だけでは伝えきれない微妙な文化的感覚の違い、さらにはその言葉さえも十分でない事から来る勘違いやすれ違いによるストレス。

それでも、今、ここにいることに満足している私がいるのは、

日本で培った物がまったく意味が無かったのではなく、むしろその逆で日本での経験はこちらで生きる上での自信となっているし、日本の家族や友人は心の支えになっている。

さらにはフランスで出会った人々、学んだことが少しずつ私の中で消化され私がフランスで暮らす土台となってくれているということなのだと思います。


人生はラクチンでは無いけれど、美しい。

そんなふうに思う今日この頃です。




アンジェの街もクリスマスムードが満載です。

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寒くて曇り空が多いフランスの冬。

ともすれば陰鬱になりがちですが、こうして気合いを入れて彩りを加えてくれると一気に楽しい雰囲気が満載になるから不思議です。

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クリスマスギフトを物色しながら、街を彷徨うのが楽しい季節です。
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# by catitude | 2011-12-13 21:10 | 日々のこと

冬の風物詩

クリスマスシーズンまっただ中。

アンジェも先週からイルミネーションが点灯し、広場に設置されたクリスマスマーケットが営業を始めました。

クリスマスマーケットはもともとアルザス地方のものなのですが、

今やどこの街でも見かけます。

これは、先週訪れたNANTES(ナント)のものです。

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ホットワイン(vin chaud)を販売しているスタンド。
アルザスらしい銅製の鍋に入っていました。そしてアルザスのお菓子プレッツェル(Bretzel)も売られていました。

ホットワインもアルザスのクリスマスマーケットで販売されたのが始まりと聞いたことがあります。
今や、冬のカフェの定番メニュー。(店によって当たり外れが大きい。)


日本での石焼き芋の誘惑に負けずと劣らない

焼き栗(marron chaud)
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マロングラッセ(marrons glacés) もこの焼きぐり(marron chaud)も英語と同じマロンというボキャブラリーを使うのですが、
一般にフランスでマロンというとマロニエの実のことで栗とは別物。食べれません。

英語のマロン、日本語の栗にあたるフランス語はchâtaigne(シャテーンヌ)で、マロングラッセもマロンショーもそこに使われているのはmarronではなくchâtaigne.....

間違えようものなら、自然が大好き、食べ物大好きの彼から

「この葉っぱと実がマロン、この葉っぱと実がシャテーンヌ!!!」

と、森に連れていかれ厳しい教育的指導を受けるハメになります。


「じゃぁ、なんでマロングラッセはシャテーテンヌグラッセって言わないのよ?」

なんて聞いても納得いく答えが得られることはなさそうなので心に閉まっておきましたがemoticon-0122-itwasntme.gif


ナントはアンジェより全然大きな街なのですが、私はどちらかというと苦手な街です。

人が沢山いて活気があるのは確かですが、大都市、そして大きな港のある街独特の雑多で危うい空気があってまったく落ち着かないのです。

でも、唯一好きなのは

Passage Pommeraye という19世紀に作られたショッピングアーケード。

ガラスと鉄の建築ってこの時代大流行のトップモードだったのでしょうね〜。

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パリでもパッサージュは好きな空間。

一瞬タイムスリップしたのかと錯覚してしまうような不思議な雰囲気。
パリの喧噪が嘘のようにシンっと静まった、古き良き時代のノスタルジー満載の所です。

ナントのこのパッサージュはパリのそれに比べると光が溢れていて人も多くノスタルジックとはまたちょっと違うのですが、ケバブショップやファーストフード店が多くある界隈にも関わらず、客層がシックで(お店もシック)やはり古き良きなんです。

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すっかりクリスマス使用になっていました。
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# by catitude | 2011-12-04 10:10 | 日々のこと

久しぶりの外食

就職活動を始めてからというもの、


ニュースを見ればユーロ危機、失業率増加、税金アップ、社会保障の改悪(政府的には改善らしいですが、庶民にとっては改悪以外のなにものでもなし)といったトピックばかりに目が行ってしまいます。

加えて、このごろ曇天続きの湿ったアンジェの気候も手伝って

気分は落ち込むし、ペシミスティックに物事を考える傾向が強くなってしまう。


ちょっと行き詰まってしまっていた先週。


気分転換を兼ね、

結婚5ヶ月(中途半端だけど、、、)の記念にレストランで食事をしました。

レストランなんて、最後に行ったの、、、、いつ??

ってくらい久しぶり。


アパートから一番近いといいくらいご近所の

Le Crêmet d'anjou

という小さなレストラン


中心街から少し離れた、テラスも無い、地味なレストランですが、アンジェではなかなかの評判のお店です。

日本でもおなじみのクレームダンジュはこのお店が発祥です。

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中は気取った所がない普段着でも、ベビーカー付きでも気兼ねしない寛いだ家庭的な雰囲気。

誕生日のディナーが二つあったみたいで、店主がピエロの変装でアコーディオンを引きながらサービスするくらい家庭的emoticon-0136-giggle.gif


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アンジェ地方の甘口の白ワインを食前酒に頂きながらコースを選びます。


前菜は私も彼もフォアグラ。

トーストしたブリオッシュとセップ茸と一緒に頂きます。

奇をてらっていない、トラディショナルなお料理はドキドキ感こそないものの口に入れるとホッとする美味しさ。

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メイン

彼は

鴨のコンフィ

中央のソースは鴨の焼き汁をバターでのばしたもの(他にも入っているけれど分からない、、、)
うまみが凝縮されていて美味しいかった〜〜〜。。

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鴨好きな私としては同じ物を頂きたい所だったのですが、やはり他も気になる。

と、いうことで、

お魚料理。

ヒラメの兄弟的な魚(名前失念、、)とホタテ貝のグリル。
これまたトラディショナルにバター、レモン、白ワインのソース。

私の好きなキアヌが添えられていました。

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久しぶりに美味しいおさかな料理。


ちょっとハズしてしまったワイン。(アンジェから少し離れたトゥール近くのワイン)

通常はもっと美味しいアペラシオンらしいのだけれど、2010年はまだちょっと早かったのか
少々若さが目立つ。。。

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フランスの割には前菜、メインとポーションが少なかったのか、お腹にはマダマダの空きが。(胃袋が大きくなったという噂も、、、)


余裕シャクシャクがデザート、もちろんクレームダンジュに挑みます。


で、でかい。。。。

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美味しいのは間違いないのだけれど、量がスゴすぎて途中で飽きてくるのが辛い所。。。

まだ、日本人の胃袋(そして少し胃弱気味)を維持している私は、なかなか完食が難しく(特にデザート、、甘いもの少し苦手)、途中で彼に手伝ってもらうことが多く、それを見越してデザートはいつも違う物を頼むのですが、

今回に限って、二人同じ物を頼んでしまったので、彼が私の残りの受け入れを拒否。

死ぬ思いで完食しました。



古き良きフランス料理。

やはり美味しいですね。


久しぶりに二人きり、ゆっくりおしゃべりをしながら美味しい物を頂く時間はとっても居心地がよく、優しい気持になりました。

頑張ることも大事だけれど、楽しむことも同じくらい大事。

微笑んでいれば、運命も私に微笑みかえしてくれる。そんなふうに思いながら前に進んで行きたいな。って思った夜でした。
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# by catitude | 2011-11-28 23:44 | 日々のこと

免許証

結婚して滞在許可書(当時仮許可書:レセピセ)を入手後、県庁で切り替えの申請をしたのが7月頭。(滞在許可書の他に免許書のコピーとその翻訳が必要)

その場で発行してもらったレセピセの有効期間は半年。


え、、、


最長、半年は待つことになるってこと?

滞在許可書でも3ヶ月なのに??


まぁ、フランスだしレセピセと日本の免許証があれば運転できるらしいので気長に待つとしようか^^

って大きく構えていたのですが。

彼が、

『役所仕事なんて、急かさないと後回しにされるだけだよ、定期的に窓口に行って《出来てませんか?いつ出来ますか?》ってやらないとダメ!!』


とうるさいし、

よく考えると期限のくる1月はバカンス開け、バカンス中に紛失があったり申し送りが出来ていなかったりというヒューマンエラーが多発する時期。

何となく良いことがありそうな(あってほしい)誕生日に県庁に向かいました。

車関係のセクションはいつ行っても車の登記をしに来た人でワイワイしているのですが、免許証の窓口は案外空いていて、ほとんど待つ事無しに私の番号が呼ばれました。


「日本の免許からの切り替えを7月にお願いしたんですが、まだレセピセの期限は先なのですが、もしかしたら出来てるかな?って思って。。。」

と切り出すと

担当のお兄さん

「7月の申請か、まだ早すぎるな〜〜〜」

と言いながらキーボードをカチカチ。。。。

アッ、、という顔をする

この場合2パターンが考えられます。

1、申請が窓口で止まったまま、放置されていた。

2、実はずっと前に出来上がって連絡をすべきだったのに、連絡していなかったようだ。


「おねがい、2であってちょうだい!連絡ミスは問わないから!!!」


と無表情で祈る私。

結果は2でした

メルシー、神様、やはり誕生日って良いことあるのね。


身分証と免許証の原本、レセピセを持参して来たので(手ぶらで行くと2度手間になるので必要と予想される書類は全て持ち歩くのが基本)


その場でお兄さんがパソコンで内容入力し、写真を貼り、パウチングして発行。

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紙製ですが、更新がないので一生このまま、写真もこのまま。

本人確認、60才の免許証に18才当時の写真が付いてて、おまわりさん分かるのかな?

フランスってやはり不思議な国です。


とりあえず、免許書入手は終了しました。
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# by catitude | 2011-11-19 00:36 | 日々のこと

時には日本語漬け

さま〜ずの大竹一樹が結婚したんですね。

実は軽くショックです。(←バカルディー時代からのファン)



ショックと言えば、

秋の夜長のせいで、彼のネット検索熱が続いており
キッチンスケール(本日到着)もドレッシングポット(到着待ち)購入後、

只今1メートル前方に見える彼のPC画面にはひたすら

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胴つき長靴



が代わる代わる様々な種類が写っては消えているのも、軽くショックというか恐怖。



お客様が来た時は彼が料理(お菓子も)を担当してくれるので、大変助かっているのは確かなのですが、

もしかしたら、今後は新鮮なお魚を釣る所から始めるようになるかもしれません。



さてさて、


今月初め、ご近所に暮らすダリアさんが遊びに来てくれました。

直線距離にして100メートルと激近所なのですが、なかなかお話しする機会がなくって、ウェルカムパーティーも出来ていなかったのです。(今年の9月にアンジェに御引っ越しして来たダリアさん)
ホントにごめんなさい!!!


結婚のお祝いも頂いてしまいました。

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ソミュール産の柑橘系のリキュール

発砲ワインで割っていただくのが大正解なのですが、当日は用意がなくて

ストレート

で頂きました。

爽やかでとても美味しいリキュールです。

ありがとうございました〜〜〜!!!


当日は我が家の担当料理人(彼)が本職の方で料理する時間が無かったため、

残念ながら、私の手料理。。。

しかも、前日未明にブルターニュから戻ったばかりで冷蔵庫にある物で何かを作るという

これまたトリプルA級難度。

ポワローのタルトとハヤシライス(先日届いた荷物にルーが入ってた)、デザートはご近所のチーズ屋さんbeillevaireのフロマージュブランに彼の作ったブラックベリーのジャムを添えたもの。

日仏合作、手作り&レトルト合作の不思議なメニューになってしまいました。(もちろん写真無し)



只今就職活動中の私と大学院生のダリアさん

立場は違うけれど、フランスの厳しい就職状況に不安を抱える外国人という共通点があり

私はフランスで通じる学位もキャリアもないのが一番の弱点。だけど配偶者ビザがあるのでフランス滞在することだけは出来ます。

ダリアさんは院のディプロマが取れれば、その道では名の知れた大学の学部卒という私にはうらやましい限りの学位取得予定だけれど、ビザがとれるかどうか?という決定的な不安材料を抱えています。


こういう、移民独特の悩みって、フランス人の彼に話しても本当の意味での難しさを理解してもらうのが不可能なので、こうして腹を割って話が出来るダリアさんの存在は本当にありがたいの一言。


先が見えない不安というのは、時が経ってしまうとなんでもないことが多いのだけれど、やはりその時はイロイロ悪い方に考えてしまって精神的に疲れてしまうことだってあります。

これは日本にいてもフランスにいても同じなのだけれど、こうして日本語であーでもない、こーでもないって話しているだけで(フランス語を話さなくて良いというのもストレスフリー)気持がかなり軽くなって、

さぁ、明日から頑張るぞ

って思えるから不思議。


在仏日本人のコミュニティーに入る気持には全然ならないのだけれど、時々こうして生で日本語で話すのはいいなって思いました。


ダリアさん、merci encore!!

次回は予定通りボーリングの方向で^^
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# by catitude | 2011-11-15 17:28 | 日々のこと

amazonの罠

先々週のこと、

夕食を終え、私がキッチンで洗い物をしていると、

居間にいた彼が小さく

『あっ。。』

と幽かな叫び声をお挙げになった。



もちろん、スウプに何か入っていたかなんて思ったりはしなかったけれど。(食事終わってたし)

なんか、この密やかな驚き方に、いつもと違う何かを感じ、急いで彼の後ろに駆け寄りました。

彼はPCを広げていて

画面はamazonのページ。


困ったような、でも半分嬉しそうな顔をした彼が私を見上げ、一言。

『わざとじゃないんだよ〜。“ユーロへの変換を確認しますか”って所をクリックしたらさ、、、
購入になっちゃったんだよ〜〜』



モロッコから帰ってから、彼が熱心に探していたもの、

それは、

スパイス入れ

中でも、彼が欲しくてほしくて毎晩のように眺めていたのは、

この商品。

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12種類のスパイスが入れれるもので、お値段36ユーロ

とリーズナブルともいえなくもないお値段なのですが、

問題は

これ、アメリカのamazonの商品。

送料

41ユーロ+税金8ユーロ

商品より高い。。。

だから、彼がどんなに欲しそうにしていても断固としてNONを貫いていた私。

払えない金額ではないけれど、、、

まぁ、結局私が折れて買うことになるとは思っていたからショックは少なかったし、子供のようにしょぼんとしたふりだけしている彼がなんか可笑しくって、

まぁ、いいかってなりました。


驚くことに、時差のせいもあるのだけれど、発注した日から2日で手元に届きました。

ネットで配達状況をしょっちゅう確認しては、

「もう、シカゴを出たって!」

「うそっ!もうアンジェに付いてるよ。」

「運送会社は○○なんだ、(ネットで所在地確認)、近いから取りにいけるかな?」
←配達されるのが待ちきれない。電話して確認したら既にトラックが出た後だったから断念。

トラックが出た後だと聞いた後は、
車の音がする度に窓に駆け寄っては戻ってくるとくりかえす大人が一人。


たかがスパイス入れの到着をサンタクロースが届けるプレゼントのごとくワクワクして待ちわびる彼を見ていると、なんだかのどかだな〜。ってしみじみしてしまいました。



それから、2週間経過した今朝

私が目を開くのを見定めて、彼が開口一番

「catitude,昨日アマゾンでデジタルキッチンスケールのいいの見つけたんだよ」


と、まだ半分夢の中の私にのたまう彼。

「ドイツの製品でね、色がシルバーメタリック、表示がブルーなんだよ、冷蔵庫と同じだって気がついた?カッコいいよね〜。スパイスラックも偶然同じ色だね
しかも、お値段36ユーロで安くはないけれどクオリティーから鑑みるといいと思うんだよね」


「もう一つ同じメーカーので、カロリーが表示されるヤツがあるんだよ。表示画面が3段になってて、ベーシックな食材のデータが記憶されていて、例えば、バナナを置くでしょ、でデータのなかからバナナを探してボタンを押すと計算してくれるんだよ。でも、その前にバナナの皮は剥かないとダメなのかな?

ダイエットには良いと思うんだけど、どっちが良いと思う??ねえ??」




頭がなんか、くらっとして、

「そ、それ、アマゾンフランスの商品なの?」

と聞くのが精一杯。

へんな夢を見ていたような、おかしな寝起きをした為、一日なんか調子が乗りません。

因に、彼の只今のあだ名は

『送料41ユーロの男』です。
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# by catitude | 2011-11-07 23:18 | 日々のこと

私を癒してくれるもの

11月に入り、冬時間になりました。

アンジェの街路樹も色を変えています。

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フランスの紅葉は黄色や茶色が多いのですが、職安に向かう街路樹は赤が目立ち、なんだか得をした気分になります。


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先週末はハロウィンだったようですね。(←他人事)
日本にいた時も、盛り上がっているとは思えなかったけれど、フランスはさらに盛り上がりません。(基本的にアメリカ文化が嫌いなフランス人。でもiPhonは大好き)

私はアメリカンキッズではないのでお菓子が貰えなくてもいたずらしたりはしませんが、

友人が送ってくれたお菓子には大興奮。

その名も、

『名古屋ふらんす』

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名古屋名物小倉トーストとフレンチパティスリーの融合。

この手のお菓子って、クオリティーが高くないことが多いのですが(特に洋菓子の部分)
これは、かなり美味しくて、

フランス人達も大喜びで食べていました。

他にも、いろいろ日本を感じる食材がお楽しみ袋のように入っていて

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なんかギスギスしていた心に優しくしみいりました。

ありがとう〜〜♡


なかなか思うように行かないことが多い今日この頃

「なんて私は不運なの〜。」

「どうして、彼は私に厳しくあたるんだろう。。」

「フランス語なんてどんなに頑張ったって上手になんてならないんじゃないの!!」

と、ネガティブ感情が心にどっしり巣くってしまって、全然前向きにならないばかりか、

彼に対する不満をあからさまに示してしまって→当然二人の雰囲気も悪くなって→彼も私に対して優しさを示しにくくなってしまって→なんか悲しくなってしまって→さらに前向きな気持にならない。

という、完璧な負のスパイラルに落ち込んでいました。

私も辛いけれど、彼だってしんどい。

でも、ふと、日本で応援してくれる友人や家族からの優しさに触れると、不思議なくらい自分を取り戻すことが出来て。

とても助かりました。



加えて、先週末は5日間ブルターニュへ里帰りし、ゆっくり海を見て過ごしていたら、

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ちっぽけなことにクヨクヨ、重箱の隅をつつくように彼の気が利かない所を非難していた自分を深く反省するに至りました。

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潮が勢い良く引いては満るブルターニュの海は、静かに私を諭してくれます。

そして、気前よく素敵な素敵なお土産も持たせてくれました。

あわびとか
(※注意:違法ではありません。ただし、捕獲数量は限度があり、小さい物はリリースしなければなりません)

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エビとか
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カニとか
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牡蠣とか
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写真はないけれどムールとか。

毎日毎日、一日中

釣り→下処理→調理→食事

という、食べることしか考えなかったこの週末。

あらためて、彼の食に対する限りないパッションを感じた週末でもありました。
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# by catitude | 2011-11-03 23:05 | 日々のこと

物思う秋

秋をすっとばして冬の気配が漂うフランス。

大好きな夏が終わった寂しさはもちろんあるのですが、

なんか

ほ〜〜〜〜っ

っとしてしまうのはどうしてだろう?

ごちそうをたんまり食べた後、

コーヒーを飲みながら一服する至極のひと時のような

幸せをこの季節に感じるのは、

私だけだろうか?

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タバコを吸わなくなって3年近く経つのですが、

最近、ストレスがたまっているのか

時々、一服したくなります。

しかし、、、

タバコの値段。。。

シャンプーより高いじゃん!!!

ってことで、

簡単に断念できてしまう程度の欲求なので、このまま清い身のまますごせそうです。


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ストレス、、、

溜まってます。

何が原因って、

就職活動

CV(履歴書)や志願動機書(モチベーションレター)を書くだけでも、いちいち時間がかかるし、

求人情報をみても、

フランスってベビーシッターとかレストランのウエィトレスみたいな簡単な仕事でも何らかのディプロムが要求されることが多いので、

ふらっとフランスに来た私のような外国人には第一ステップから厳しさに直面なのです。


昨日、pole emploi(日本でいうハローワーク)のカウンセラーとの面談が予定されていたので行ってきました。

が、

やはり経験なし、ディプロマ無しだとハロワークで扱う求人でヒットするものは少なく、、、

「う===ん」

と、カウンセラーと二人頭を抱えてしまった次第。

何かのフォーメーションを受けれれば、、とも思ったのですが、

その「何か」がはっきりしない以上、紹介することも出来ないとのこと。

いくつか、ハードルの低そうな求人を紹介してもらい、帰ってきました。


やはり、厳しいのですが、

難しさが分かること

自分の問題を突きつけられて悩むことって、

前進している証拠なんだと思います。

そう、思わなければしんどくって心が折れます。



彼とのアンジェ生活、通算1年。

「一年経ってるのに、仕事の一つも見つけられない」

という見方も出来るけれど、(←時々、彼に言われ激しく凹む一言)


その一年、

最初の3ヶ月は

彼との生活のお試し期間

次の4ヶ月は

フランス生活を念頭に置いた語学習得期間と結婚準備期間

そして

結婚後は各種手続きに費やされ、

就職活動を始めたのがこの2ヶ月。

と、思えば


もの凄く順調じゃん(・∀・)


しかも、神経使っているせいか、体重戻りつつあるし、

一石二鳥 (・∀・)


ポジティヴに前進するのみ。

一歩一歩です。

小さな仕事を見つけながら、自分のキャリアプランを考えて行かなければなりません。

簡単ではないけれど、

「キャリアに関してはゼロスタートの私にはなにも失う物なんてないのだから!!」

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# by catitude | 2011-10-25 18:45 | 日々のこと
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食べ物、本、映画、旅行など備忘録がわりに


by catitude
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