大地はオレンジのように碧く

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ちょこっとColuche

先日Dujardinの事を記事にしたところで恐縮ですが、


フランス人俳優、といえば皆様どんな俳優が浮かびますか?


やはり

アランドロン

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最近では

ジャンレノ

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あたりが一番票を集めそうな所ですね。

フランス映画の好きな方だったら

「ルパン」を演じてたこんな人やら、
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「アメリ」に出てたこんな人やら(私は結構好き♡)
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「オーシャンズ12」に出てたこんな人やら
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浮かぶかもしれません。

もちろん、皆さんフランスでもとてもメジャーな俳優さん達です。


が、もっともフランス人に愛されている(愛されていた)俳優、

フランス人が尊敬するフランス人のランキング上位に来る俳優、

それは、

Coluche(コルーシュ) 

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彼と暮らし始める前は全く知らない俳優でした。

彼の映画は2作ほど観たのですが、印象は上の写真から受けるイメージ通り「コメディー俳優」

それ以上でもソレ以下でもありません。


まだまだフランス歴が浅い私には彼の仕事がいかにフランス人の心をとらえて離さないのか全てを理解していません。


彼の名台詞は本当に多くて、政治的な発言も沢山していますし、実際大統領選にも立候補しています。1986年に事故で亡くなったのですが、それも対立候補の謀略ではという人が未だに結構居るくらい彼の発言は影響力があったようです。


現在、彼の名を一番耳にするのは

Les restaurants du coeur(ハートレストラン)

という慈善団体です。


彼はその創始者。

食べる物に困っている人に無料で食べ物を

という極めてシンプルな発想です。

全ての活動はボランティアによって支えられ、(個人、企業問わず)

開設から26年後の現在、6万人のボランティア 1年間で一億食以上を提供し、86万人の人がサービスを受けています。


スゴい規模です。

そしてこんなに長い年月、続いている事自体も驚きです。


不況が続く昨今、受給者が増加し、供給が追いつかないというニュースも耳にします。

先日はスーパーマーケットの入り口でボランティアの方がビニール袋と共に現在不足している食材のリストの記載された紙を渡していました。

スーパーで買い物する人は、自分の買い物にプラスして寄付する食材を購入しビニール袋に入れて帰り際にボランティアさんに渡す仕組み。

スーパーとも提供していて、リストにある食材の棚には les resutaurants du courのステッカーが貼ってありました。


もちろんこの巨大な団体の運営、有名人も沢山参加しています。

上手だなって思うのが、個々人がそのときだけ何かを行って寄付をするのではなく、

コルーシュはLes Enfoirésというなの歌手グループを結成しました。


結成時にはイブモンタンも居ました。

このグループ、メンバーは固定していません。

歌手グループだけれど、歌は誰でも歌えます。

俳優もコメディアンもスポーツ選手ももちろん歌手も参加しています。

フランスで2人以上の人が歌っている、歌いやすそうなメロディーが聞こえたらこのグループだと思って間違いありません。

曲のリリースもコンスタントに行われるのでほぼ一年中ラジオから聞こえてきます。

もちろん収入の全てはles restaurants du coeurの活動に使われます。

現在聞こえてくるのは

「Encore un autre hiver」




分かる人出てきましたか?




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# by catitude | 2012-03-15 01:11 | 日々のこと

ちょこっとDujardin

毎日、暗いニュースばかりなのは日本もフランスも同じですが、先週(先々週だった?)はちょっとだけ明るいニュースが。

フランス映画の「The artiste」がアカデミー作品賞を、主演のjean dujardinが男優賞を受賞したというもの。

フランス映画が作品賞と主演男優賞でオスカーを獲得したのは今回が初めてということもあって
フランス人、大喜び。


こっちでは昨年の夏からロードショーされていて、評判もまずまずだったのですがそんな偉業を果たす映画だとは思っていませんでした。


(なんか、政治的な裏があるのでは、、て思ってしまう私はちょっと荒んでるのかも。。)


確かにここ10年あまりのハリウッド映画は映像技術の飛躍的な進歩に乗っかったような作品ばかりで視覚的にはスゴいインパクトなのですが、印象に残るかといえばかなり疑問を感じるものばかり、

ちょっと皆食傷気味の所に白黒の無声映画を投入すれば、そりゃ、ね。。。

そして、フランス映画らしからぬ分かりやすいエンターテーメント。主演のお二人もキュート。

特にデュジャルダンは明るくて気さく、VIPなのにシンプルで気取った理屈っぽい所がないので、アメリカ人にも愛される事間違い無し。


ここまで語っておいて、アレなんですが、

私、この映画まだ観てません。(観に行こうかって話しには時々なるのだけれど、、)


この数年のdujardinは普通の映画にも出演していますが、もともとは、フランス版「お笑いスター誕生」で世に出たコメディアン。

私が知っている彼の主演作品は

「Brice de Nice」
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「OSS117」
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いずれも、かなりのオバカ映画。

「Brise de Nice」はもともと彼の持ちキャラでコメディーショーで人気だったので便乗して映画にしちゃったもの。(結構笑えますが。。。)

「OSS117」はOO7のコメディー。チャリーシーンの「ホットショット」と同じぐらい笑えません。
(作りも安っぽいし、、)


私的には笑いのクオリティーが高いとは言いにくい。

彼も無駄に色男だし(笑)


でも、今までの彼のキャリアのメインといえるショートコント

「Un gars une fille」

は、ホント面白い。

最近知ったばかりなのでYou Tube専門。

カップルの日常をコメディータッチで描いた10分足らずの作品でフランス語初心者でも分かりやすいのも嬉しい。





フランス語わからなくっても、夫婦の会話だから何となく想像できるのでは?

最初のスケッチは、

夫のパソコンで旅行の情報を探そうとする妻、
(慌てる夫)
ページを開くとHなページ
「ネットはボタンぽちっとするだけで変なページにとんじゃうからね」と夫
「でも、私「お気に入り」をクリックしたんだけど」と妻


こんな感じで軽快でクスリとする会話です。




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# by catitude | 2012-03-07 23:49 | 映画

優しさと強さ

フランスに来て驚くことの一つに、

大統領がよくしゃべる

ということ。(原稿を書くのが別の人だとしても。。。)

日本の政治家は何を考えているのか実に分かりにくいので、私は好意的に受け入れていますが。。



「演説は政治家の仕事のメインね」

と市民講座の先生が皮肉をこめて言っていたけれど、本当にそうです。

「政治家は言葉 ( ロゴス ) がすべてだ」って言ったのはだれだったけ?



そして、再選をめざし出馬したニコラ様のスローガンは

強いフランス(LA FRANCE FORTE)

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出馬以前のTVインタビューでも不自然なくらい繰り返していたこのスローガン。


選挙権のない弱者の移民の分際の私としては、

「弱い物はお金ばかりかかるお荷物だからいらない!生きて行きたきゃ自分でなんとかしろ」

とも聞こえます。


以前、ニコラ様は口癖のように、「より多く働き、より多く稼げ」とおっしゃっていました。

アメリカ式資本主義が身に付いている日本人の私にはごくごく当たり前のこと。


むしろ、手厚すぎる社会保障制度の恩恵に浸りきり、自助努力をすることなく、怠け者思想の生活保護者を少なからず見かけるフランスに違和感さえ覚えました。


なので、ニコラ様の社会保障制度の縮小の政策は妥当にさえ感じていました。


でも、フランスで暮らすようになって1年。


ワーキングプアー層が日本以上に多いことに軽くショックを受けています。

税金や社会保険料は高額で、生活費を圧迫します。まさに社会保障がなければかなり苦しいというパラドックス。



そして、

一部の金持ちには有利で寝ていても儲かるようなシステムがどんどん構築され、政治家の給料が上がっているにも関わらず、「不況で財政がヤバいから」と税金が上がり、不況対策かは分からないけれど高速道路の建築ラッシュ。(土建と政治はやはり強い絆で結ばれているのか?)そして高速料金の増加にガソリンの高騰。


低所得の一般市民にはお先真っ暗感が漂いまくります(まさに我家)


そして失業者の増加は毎日のようにニュースで報道され社会不安を煽ります。

選挙前だから意図は明らか。


このような状況では民意は保守、右寄りに傾きやすい。


そしてニコラ様の政策も思いっきり右に行ってしまってます。

同性婚や安楽死への反対も明言していて、保守カトリック票を狙っているあたりはブッシュジュニア様が再選を果たした悪夢を思い出させます。



強くなければ生きてはいけない、優しくなければ生きていく資格がない


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ニコラ様の場合。

強くなければ生きては行けない、優しいだけの貧乏人は生きて行く資格は無い


といった所でしょうか?









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# by catitude | 2012-03-07 01:10 | 日々のこと

私なんかでいいのでしょうか?

最近更新もままならない私のブログですが、トリップアドバイザーから記事掲載のオファーをいただきました。

先日のアイルランド記事が運良く担当の方の目にとまったようです。


写真も記事も大したことはなく、美味しい物巡り情報も、旅の準備のお役立ち情報も皆無に等しい拙ブログ。

トリップアドバイザーのサイトで情報収集をしている方のお役に立つとは思いませんが、せっかくの機会なので掲載のオファーを受けさせていただきました。

トリップアドバイザーのバナーを横枠に貼ろうと試みたのですが、枠の幅が合わないのかどうもうまくいきませんでした。。(やっぱりダメな人)

テンプレートでくっつけてみました。



取り急ぎ、この場を借りてご報告。


トリップアドバイザーの該当ページに飛びます。


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# by catitude | 2012-02-25 00:43 | 日々のこと

ハングリーな読書。

アンジェの図書館には数冊だけですが日本の小説が置かれています。

誰がチョイスしたのかは謎ですが、

以前借りた井上靖の「蒼き狼」の他は

かる〜〜〜い現代小説ばかり


星 新一 (実は嫌いじゃない)


いしいしんじ (まだ大丈夫) 


よしもとばなな (。。。)


江國 香織 (大嫌いではない。でも好きじゃない)


辻 人成 (大嫌い!!!)


村上 春樹 (苦手)


日本の小説に飢えて餓死しそうなのに、

なんでこう、美味しくなさそうな物ばかり。。。



先日、まだ、食べられそうに思えた

江國氏の「東京タワー」を借りました。(リリー・フランキーのと間違えた訳ではありません)



江國作品は少なからず読んでいるのですが、いつも味付けが同じで(不思議系雰囲気美女とナイーブで恋愛体質の元祖草食系男子の恋愛話)いつも読んでいて軽くイラッとします。(なら読むなって。。)


この作品が極めつけに出来が悪かったのかは分かりませんが、あまりのぬるさと非現実な江國ワールドに

気分は、


ラマダン明けなのにクラッカーしか出てこなかったイスラム教徒。


飢えと乾きが全く満たされない怒り。



精神衛生上よくないので、数ページで断念しました。



飢えが満たされなかったというのも事実だけれど、よくよく考えてみると私の現状が日本にいた時より厳しく(物理的にも精神的にも)、そんなシャビシャビした恋愛小説を読む精神状態ではなかったのかも知れません。



でも、本当に良い作品は読者の精神状態を問わず作品世界に誘う力があるもの。

例えば、

パールバックの「大地」


読書が大好きな友人(フランス人)がパールバックについて熱く語っていたので、もの凄く読みたくなり、でも現段階で英語の原文もフランス語翻訳も読む力は無いため、母に頼んでを送ってもらい読んでいますが、(パールバックを読んだことが無かったので、とりあえず一番有名な物を頼みました)

本当に面白くって、彼が隣で寝ていなかったら夜通し読んでしまうであろうくらい。


な、の、ですが、、、


母、何を間違えたのか全4巻の内2巻までしか送ってくれず、



気分は


ラマダン明けなのに素うどんしか出てこなかったイスラム教徒。



スミマセン、いい例え(オチ)が思いつきませんでした。

なにか良い例えがございましたら教えてプリーズ!!







おまけ、、

線路を上から見下ろす景色が好きです。


うっすら雪が積もった線路、綺麗でした。

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アンジェはグレーかかった色彩の街ですが、雪に覆われるとさらに色彩が少なくなります。
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# by catitude | 2012-02-10 04:22 | 日々のこと

外部リンクのご紹介♬

エキブロを始めてかなり経っているのに、機能が全く使いこなせないアナログ女ですが、

やっと、や〜っと

外部リンク(エキブロ以外のリンク)を表示することに成功しました。(遅い、遅すぎる!!)


ダリアさ〜ン

やっとのことでリンクが張れました。遅くなってすみませんでした。

我家の超ご近所さんのダリアさんのブログ

どのくらい近いかというと、雪の日の朝、同じ場所を撮影しちゃうくらい近所。(彼女の2月6日の記事でご確認を〜)

こんな日にわざわざ写真を撮りに遠出しないという共通点も発見。



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同じアンジェ在住でも、なにも成し遂げていない自分探し真っ最中の私とは反対で
夢に向かい勉学に励む彼女の存在は私にいい刺激を与え続けてくれます。


フランス(特にアンジェ)の文化ネタや人間観察(つまりフランス人への優しく鋭いツッコミ)は私の苦手とする所。大いに楽しませていただいています^^




後一つ、リンクについては少々悩んだのですが、

フランス移住を期に家族や友人への連絡の為に日常生活を綴る為に別のブログを開設しました。
(エキブロは家族や知人に見せる意図が無かったため、見られるとこっ恥ずかしいので。。)

彼との生活を軸に綴っています。

今の所、これと行って棲み分けがはっきりしていないので、こちらのブログとかぶることもあるし、今後どちらか一つにする可能性もありますが当分並走させますので(更新速度はどちらも遅いけれど。。)お暇なら遊びに来てください。


個人的にはエキブロの方が、他のブロガーさんの文章力、カメラの技術(フォトブログの場合)、記事の内容とも魅力的で好きなのですが。。。
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# by catitude | 2012-02-07 02:16 | 日々のこと

Le général hiver 冬将軍到来!

フランスにもとうとう冬将軍がやってきました。

冬将軍=ロシア


なのでフランスに来たというのは適切では無いかもしれません。

しかも

冬将軍でイメージするのは

やはり、

ナポレオンの大敗


誇り高きフランス人にとっては口に出すのも憚れる敗北の二文字を連想させる忌まわしいものであることは言うまでもありません。


が、


本当に寒いです。


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雪がほとんど降らない海洋性気候のアンジェなので、今週の月曜に1日だけ雪になったものの
翌日にはほとんど溶けてしまい写真からは

「それほど寒そうじゃ無いね」感が出てしまいますが


先週の温かかった日曜から一気に14℃温度が下がるという、セール最終日のような下げ幅で気温が下がったため暖冬に慣れ親しんだ体にはかなりキビシイ寒さになっています。


しかも、

現在、私、高校生の時以来の自転車通学しているので、
寒さをダイレクトに感じます。

ニット帽をかぶり、マフラーをしてウィンドブレーカー付きのダウンジャケットを着、手袋を二重にし、ロングブーツを履いて出かけるので、かなり寒さはガードしていますが、腿の部分はジーンズ一枚なので寒すぎてピリピリ痛い〜〜〜。


そういえば、私の通っていた小学校は、冬でも週に一日「短パンの日」という恐ろしい物があり、(当時は子供は風の子〜。体を甘やかすのは良くないよ♬という風潮だったので。)その日の通学の時は腿に毛細血管が透けて見えて赤く、さらには紫になり、こんな風にピリピリ痛かったな。

と30年近く前(!)の感覚を再認識。



通学。


そうです、またフランス語講座を受講することにしました。

と、いっても今回は学校ではなく、ヨーロッパの主催する移民向けの講座で受講料は無料です。

私の登録している移民支援の団体が管轄していて、担当のカウンセラーから薦められて参加しました。

4月末まで週に21時間、DELFという外国人の為のフランス語レベル試験のB2レベルを受けるための講座です。

しかもDELFの受験料は支援団体が負担してくれるのでかなり美味しい。


とはいえ、この講座を受けるかどうかかなり悩みました。

いつまでも語学だけを学んでいるのは現実逃避なのではないか?

でも、今のレベルではまだまだ不十分だし、

DELFの試験はフランス語学習者には一つの習熟度の目安だけれど、フランス社会で通用する資格ではないし、、

しかし、参加するメンバーと移民同士としていろいろ情報交換や悩みを相談することも出来るだろうし、

3ヶ月との短期間集中ではあるけれど、その分就職活動に制限が出てしまうのはやはりイタい。


なんといっても、私のフランス語はなんとか通用するレベルなのだから社会に出て実地訓練をするのが一番の勉強という私も大いに納得の彼の意見に対立する形になってしまう。(口論は避けられなさそう、、)



この話しはアイルランド旅行の前から進んでいて、レベル確認の筆記試験とその後の面談と進み、
受講するかどうかの返事の期限はアイルランド旅行から帰って来た翌日でした。


この決断が吉なのか凶なのかはまだ分かりません。


私自身の取り組む姿勢にかかっている。ということだけは確か。

当面、勉強と就職活動と平行することになるので少し忙しくなりそうです。
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# by catitude | 2012-02-03 06:51 | 日々のこと

アイルランド旅行期 最終回

一気に綴ってしまったアイルランド旅行記。

最終回です。

予約投稿機能を使うと時間がある時にまとめて記事が書けるので、取り付かれたように一気に書いてしまいました012.gif



コーブの街はこれまたカラフルタウンでした

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教会の正面に見えた住宅のかわいらしいこと!!

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近寄ってみました。

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日差しが弱い、そして冬が長く暗い国で少しでも陽気な気分になるようにしているのかな?


コーブの街を後にしアイルランドの海岸線を散歩。

アイルランドもこれが見納めと思うとサビシイ気持になります。

素朴すぎる漁港
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灯台の見える景色はやはり素敵
何となくコーク近辺の風景はブルターニュ北部によく似ています。(近いから当たり前だけど)

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いつも気がつけば夕日が沈む時間になってしまうアイルランド。
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前を行く友人。
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お世話になりました!!


そして霧と海と夕日とが混じり合う景色

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この景色を脳裏に焼き付けフランスに戻ったのでした。

アイルランド、たった一週間の旅でしたが、とても充実したものでした。

それもこれも、私たちを受け入れてくれた義弟夫婦、キャプテンマイクとその友達、彼の友人夫婦のおかげです。

「どこに旅をするかも重要だけれど、誰と旅をするか、誰と出会うかのほうが遥かに重要だ」


と、旅を振り返りながら思っている所です。


本当にアイルランドの人は明るくてオープンで気持がいい人たちです。

パブでもたまたま隣になった見知らぬ人と気軽に話が弾んでしまうなんて普通です。


「アイルランドの建物はこれと言った所はない。(確かにフランスのほうが上だわね)だけど自然は手つかずで素晴らしいし、なんといってもアイルランドの人の気質が心地いいんだよね。」




との彼の意見に珍しく100%同意。

また、行かなくっちゃ!!!



余談。。。


大西洋側に嵐の多いこの時期、ナント〜コークの路線がクローズするため(Ryanairだけ?)ダブリン〜ナント路線を使いました。

ダブリン〜コークは車で3時間半。

しかも帰りの飛行機は朝の7時発。(5時には空港ってこと!)

始めは最終日の夜はダブリン泊を予定していたのですが、朝がもの凄く早いのでダブリンステイが数時間になってしまう可能性が高いということ、

そしてダブリン市内から空港までのバスが9ユーロに対し、去年11月からコーク〜ダブリン空港の深夜バスが運行されるようになりそのお値段18ユーロとかなりお値打ち、しかも空港到着が4時45分と願ったり叶ったりの時刻だったのでサクッと予定変更し最終日ギリギリまでコークにとどまることにしました。

深夜バスはあまり眠ることが出来ず、フランスに戻ってからもの凄い疲れに襲われましたが、おかげでゆっくりとした我々としては珍しい無理の無い旅にすることが出来ました。
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# by catitude | 2012-01-31 03:09 |

コーブ(Cobh) タイタニックに思いを寄せて

コーブはかつてクイーンタウンと呼ばれていました。

かつて度重なる飢饉で極度に貧しかったアイルランドの人々は生きるため故郷を離れ北米に移民しました。

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1848年から1950 年の100年間で600万人の人が故郷を離れそのうちの半分はこの港から出発したのです。二度と故郷には戻れないという確信と共に。

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この街はなんといってもタイタニックが最後に立ち寄った港としてあまりにも有名です。

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そして、これまたブログを書きつつ調べていて知った事実ですが、

今年は、タイタニックの事故から100年目にあたる年でした。

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ヘリテージ・センター(Cobh Heritage Trust)は移民船に乗る人たちを運んだ駅舎をかつての形のまま再現されていて中はカフェ、お土産物屋、資料館になっています。(上2枚の写真はここで撮影されたもの)

夏になるとアメリカからの観光客でいっぱいになるそうです。

アイルランド系移民の子孫にとって、この港はとても重要な所にちがいありません。

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繁栄と成功しか知らないフランスやアメリカそして戦前、戦後の貧しさを記憶から消し去った日本にはない逞しさと優しさをアイルランドの人々に感じるのは、どん底を知っていてそれを忘れていない人たちだからなのかもしれないな。などど、夕日を浴びる資料館を見下ろしながら思いました。
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# by catitude | 2012-01-30 03:30 |

コーブ(Cobh) 聖コルマン大聖堂

あっという間に旅も後半。

一週間ってあっという間です。

コークには彼がかつてGalwayで暮らしていた時、同じシェアハウスで暮らしていたとても仲のいい友人がいます。

久しぶりのアイルランド訪問を連絡したら、予定していた里帰り(彼はセルビア人)を延期してまで私たちの訪問を待っていてくれました。

「待ちきれないから到着後空港から直行して家にとまってくれ!!」

とまで言ってくれ、待ち構えてくれている友人の気持を無視する訳にはいかず、最終日は友人宅にお世話になることにしました。

ヤドカリ生活です。001.gif


最終日は彼の友人のガイドでコーブ(Cobh)を訪れました。

アイルランド最大の鐘楼がある(記事を書きながらこの事を知ったので写真無し。。スミマセン)

聖コルマン大聖堂

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駐車場から海が臨めます。
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この教会の建築様式はフレンチゴチック様式というらしいですが、不勉強で今ひとつ違いが分かりません。

今まで見て来た教会の中で、この教会が一番フランスで見かけるタイプに近いのは確か。

エルサレムの方向を向いているというバラ窓はフランスのと似ています
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入り口の色ガラス窓はフランスでは見ないタイプ。
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明るくて私は好きかな。

床はアイルランドっぽいです。

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未だにクレッシュが置かれていました。
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これはクリスマスの時期、カトリックの家庭や教会で飾られるキリスト生誕図です。


アイルランドは人口の8割以上がカトリックです。

この土地にキリスト教を布教した聖パトリックはその後アイルランドの聖人となり彼の命日の3月17日はアイルランド最大のお祭り「サンパトリック祭」です。最近では日本でも有名になりましたよね〜。


アイルランドを旅行中、しばしば「ルルドのマリア様」の像を見かけました。

ルルドの洞穴にマリア様が出現されるシーンを表したモニュメントはフランスで見かけたことはありませんでしたがアイルランドでは短い期間で3カ所は見かけました。


アイルランドの宗教史はあまりに奥が深く、調べれば調べるほど興味がわきます。次回の旅までにはもう少し勉強しておきたいです。
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# by catitude | 2012-01-29 03:09 |
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食べ物、本、映画、旅行など備忘録がわりに


by catitude
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