大地はオレンジのように碧く

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春!

フランスに春が訪れました。

寒さがいつ戻ってくるか油断がならないのはさておき、今日から来週末にかけての天気予報はハレマーク、気温も20℃前後の予報が出ています。


久しぶりにアンジェの街中ぶらり一人散歩。

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まだまだ緑に覆われるまでには時間がありますが、日差しは優しく穏やかです。


あ〜〜!!春。


今年のアンジェの冬は10日程度寒波が来て凍り付いたけれど、その他はそれほど寒さを感じることもなかったのですが、


やっぱり春の到来は心が躍ります。


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暮らし始めてしまうと、美しい風景も日常になってしまい、バタバタと足早に通り過ぎてしまうけれど、光を浴びる景色を改めて見つめると、世界は美しさに溢れていることに驚きます。


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同時にその美しい世界が一瞬に崩壊する様を見せつけられた震災から1年。

今、春を喜びの気持で向かえることが出来ることへの感謝。

今、自分の周りにある愛おしいものの全てに真剣に向き合い、惜しみなく自分の誠意を示し続けることをなおざりにしてはいけないという思いが湧いてきます。

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来月、1ヶ月ほど園芸関係の仕事のお試しフォーメーションを受けることにしました。

産業のカテゴリーから言うと、


農業


考えてみたこともありませんでした。

たまたま、就職フォーラムで担当のお兄さんと話しをしてみたら、ちょっと興味が湧いた。

そんな程度です。


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知的な仕事ではないし、人体に快適な空調の効いた中での仕事ではないので私に合うかは分かりません。


でも、何かが始まるということが素直に嬉しいです。


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久しぶりに見かけたニャンコ。

アンジェは大好きだけれど、本当にニャンコとの遭遇率が低いのが残念で残念で(笑)

都会は苦手なのでやはり将来的には中規模都市からさほど遠くない田舎に暮らしたい。
もちろんネコも一緒に!

そんな思いがあったから、農業関係が気になったのかもしれません。


性に合わなかったら、別の業界を探すのみ。



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DELFというフランス語のレベル試験が6月にあるので、フランス語の勉強も気合いを入れなければならないのです。

なにせ、語学なので、テストが受かれば何かに有利ってものではないのですが、まだまだ中途半端路線まっしぐらの私のフランス語。少し何とかしなければ、動機付けに試験を受けるのは悪くない。


と、思って取り組んでいますが、やはり、難しい〜〜〜!!!


でも、やらねば!!!


春だしね。



今、アンジェは私の好きなモクレンが見頃。

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一億年以上前から存在するという地球最古の花木なんだとか。

春の光を含むと、小さな電灯のような光が内側から透けてくるような、

まだ緑がない風景に大量の小さな美しい鳥が木にとまっているようにもみえるモクレンの姿がとても好きです。

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花言葉は「自然への愛」ですって。









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by catitude | 2012-03-23 21:12 | 日々のこと

ちょこっとColuche

先日Dujardinの事を記事にしたところで恐縮ですが、


フランス人俳優、といえば皆様どんな俳優が浮かびますか?


やはり

アランドロン

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最近では

ジャンレノ

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あたりが一番票を集めそうな所ですね。

フランス映画の好きな方だったら

「ルパン」を演じてたこんな人やら、
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「アメリ」に出てたこんな人やら(私は結構好き♡)
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「オーシャンズ12」に出てたこんな人やら
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浮かぶかもしれません。

もちろん、皆さんフランスでもとてもメジャーな俳優さん達です。


が、もっともフランス人に愛されている(愛されていた)俳優、

フランス人が尊敬するフランス人のランキング上位に来る俳優、

それは、

Coluche(コルーシュ) 

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彼と暮らし始める前は全く知らない俳優でした。

彼の映画は2作ほど観たのですが、印象は上の写真から受けるイメージ通り「コメディー俳優」

それ以上でもソレ以下でもありません。


まだまだフランス歴が浅い私には彼の仕事がいかにフランス人の心をとらえて離さないのか全てを理解していません。


彼の名台詞は本当に多くて、政治的な発言も沢山していますし、実際大統領選にも立候補しています。1986年に事故で亡くなったのですが、それも対立候補の謀略ではという人が未だに結構居るくらい彼の発言は影響力があったようです。


現在、彼の名を一番耳にするのは

Les restaurants du coeur(ハートレストラン)

という慈善団体です。


彼はその創始者。

食べる物に困っている人に無料で食べ物を

という極めてシンプルな発想です。

全ての活動はボランティアによって支えられ、(個人、企業問わず)

開設から26年後の現在、6万人のボランティア 1年間で一億食以上を提供し、86万人の人がサービスを受けています。


スゴい規模です。

そしてこんなに長い年月、続いている事自体も驚きです。


不況が続く昨今、受給者が増加し、供給が追いつかないというニュースも耳にします。

先日はスーパーマーケットの入り口でボランティアの方がビニール袋と共に現在不足している食材のリストの記載された紙を渡していました。

スーパーで買い物する人は、自分の買い物にプラスして寄付する食材を購入しビニール袋に入れて帰り際にボランティアさんに渡す仕組み。

スーパーとも提供していて、リストにある食材の棚には les resutaurants du courのステッカーが貼ってありました。


もちろんこの巨大な団体の運営、有名人も沢山参加しています。

上手だなって思うのが、個々人がそのときだけ何かを行って寄付をするのではなく、

コルーシュはLes Enfoirésというなの歌手グループを結成しました。


結成時にはイブモンタンも居ました。

このグループ、メンバーは固定していません。

歌手グループだけれど、歌は誰でも歌えます。

俳優もコメディアンもスポーツ選手ももちろん歌手も参加しています。

フランスで2人以上の人が歌っている、歌いやすそうなメロディーが聞こえたらこのグループだと思って間違いありません。

曲のリリースもコンスタントに行われるのでほぼ一年中ラジオから聞こえてきます。

もちろん収入の全てはles restaurants du coeurの活動に使われます。

現在聞こえてくるのは

「Encore un autre hiver」




分かる人出てきましたか?




キンセール
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by catitude | 2012-03-15 01:11 | 日々のこと

ちょこっとDujardin

毎日、暗いニュースばかりなのは日本もフランスも同じですが、先週(先々週だった?)はちょっとだけ明るいニュースが。

フランス映画の「The artiste」がアカデミー作品賞を、主演のjean dujardinが男優賞を受賞したというもの。

フランス映画が作品賞と主演男優賞でオスカーを獲得したのは今回が初めてということもあって
フランス人、大喜び。


こっちでは昨年の夏からロードショーされていて、評判もまずまずだったのですがそんな偉業を果たす映画だとは思っていませんでした。


(なんか、政治的な裏があるのでは、、て思ってしまう私はちょっと荒んでるのかも。。)


確かにここ10年あまりのハリウッド映画は映像技術の飛躍的な進歩に乗っかったような作品ばかりで視覚的にはスゴいインパクトなのですが、印象に残るかといえばかなり疑問を感じるものばかり、

ちょっと皆食傷気味の所に白黒の無声映画を投入すれば、そりゃ、ね。。。

そして、フランス映画らしからぬ分かりやすいエンターテーメント。主演のお二人もキュート。

特にデュジャルダンは明るくて気さく、VIPなのにシンプルで気取った理屈っぽい所がないので、アメリカ人にも愛される事間違い無し。


ここまで語っておいて、アレなんですが、

私、この映画まだ観てません。(観に行こうかって話しには時々なるのだけれど、、)


この数年のdujardinは普通の映画にも出演していますが、もともとは、フランス版「お笑いスター誕生」で世に出たコメディアン。

私が知っている彼の主演作品は

「Brice de Nice」
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「OSS117」
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いずれも、かなりのオバカ映画。

「Brise de Nice」はもともと彼の持ちキャラでコメディーショーで人気だったので便乗して映画にしちゃったもの。(結構笑えますが。。。)

「OSS117」はOO7のコメディー。チャリーシーンの「ホットショット」と同じぐらい笑えません。
(作りも安っぽいし、、)


私的には笑いのクオリティーが高いとは言いにくい。

彼も無駄に色男だし(笑)


でも、今までの彼のキャリアのメインといえるショートコント

「Un gars une fille」

は、ホント面白い。

最近知ったばかりなのでYou Tube専門。

カップルの日常をコメディータッチで描いた10分足らずの作品でフランス語初心者でも分かりやすいのも嬉しい。





フランス語わからなくっても、夫婦の会話だから何となく想像できるのでは?

最初のスケッチは、

夫のパソコンで旅行の情報を探そうとする妻、
(慌てる夫)
ページを開くとHなページ
「ネットはボタンぽちっとするだけで変なページにとんじゃうからね」と夫
「でも、私「お気に入り」をクリックしたんだけど」と妻


こんな感じで軽快でクスリとする会話です。




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by catitude | 2012-03-07 23:49 | 映画

優しさと強さ

フランスに来て驚くことの一つに、

大統領がよくしゃべる

ということ。(原稿を書くのが別の人だとしても。。。)

日本の政治家は何を考えているのか実に分かりにくいので、私は好意的に受け入れていますが。。



「演説は政治家の仕事のメインね」

と市民講座の先生が皮肉をこめて言っていたけれど、本当にそうです。

「政治家は言葉 ( ロゴス ) がすべてだ」って言ったのはだれだったけ?



そして、再選をめざし出馬したニコラ様のスローガンは

強いフランス(LA FRANCE FORTE)

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出馬以前のTVインタビューでも不自然なくらい繰り返していたこのスローガン。


選挙権のない弱者の移民の分際の私としては、

「弱い物はお金ばかりかかるお荷物だからいらない!生きて行きたきゃ自分でなんとかしろ」

とも聞こえます。


以前、ニコラ様は口癖のように、「より多く働き、より多く稼げ」とおっしゃっていました。

アメリカ式資本主義が身に付いている日本人の私にはごくごく当たり前のこと。


むしろ、手厚すぎる社会保障制度の恩恵に浸りきり、自助努力をすることなく、怠け者思想の生活保護者を少なからず見かけるフランスに違和感さえ覚えました。


なので、ニコラ様の社会保障制度の縮小の政策は妥当にさえ感じていました。


でも、フランスで暮らすようになって1年。


ワーキングプアー層が日本以上に多いことに軽くショックを受けています。

税金や社会保険料は高額で、生活費を圧迫します。まさに社会保障がなければかなり苦しいというパラドックス。



そして、

一部の金持ちには有利で寝ていても儲かるようなシステムがどんどん構築され、政治家の給料が上がっているにも関わらず、「不況で財政がヤバいから」と税金が上がり、不況対策かは分からないけれど高速道路の建築ラッシュ。(土建と政治はやはり強い絆で結ばれているのか?)そして高速料金の増加にガソリンの高騰。


低所得の一般市民にはお先真っ暗感が漂いまくります(まさに我家)


そして失業者の増加は毎日のようにニュースで報道され社会不安を煽ります。

選挙前だから意図は明らか。


このような状況では民意は保守、右寄りに傾きやすい。


そしてニコラ様の政策も思いっきり右に行ってしまってます。

同性婚や安楽死への反対も明言していて、保守カトリック票を狙っているあたりはブッシュジュニア様が再選を果たした悪夢を思い出させます。



強くなければ生きてはいけない、優しくなければ生きていく資格がない


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ニコラ様の場合。

強くなければ生きては行けない、優しいだけの貧乏人は生きて行く資格は無い


といった所でしょうか?









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by catitude | 2012-03-07 01:10 | 日々のこと
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食べ物、本、映画、旅行など備忘録がわりに


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