大地はオレンジのように碧く

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カテゴリ:旅( 217 )

アイルランド旅行期 最終回

一気に綴ってしまったアイルランド旅行記。

最終回です。

予約投稿機能を使うと時間がある時にまとめて記事が書けるので、取り付かれたように一気に書いてしまいました012.gif



コーブの街はこれまたカラフルタウンでした

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教会の正面に見えた住宅のかわいらしいこと!!

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近寄ってみました。

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日差しが弱い、そして冬が長く暗い国で少しでも陽気な気分になるようにしているのかな?


コーブの街を後にしアイルランドの海岸線を散歩。

アイルランドもこれが見納めと思うとサビシイ気持になります。

素朴すぎる漁港
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灯台の見える景色はやはり素敵
何となくコーク近辺の風景はブルターニュ北部によく似ています。(近いから当たり前だけど)

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いつも気がつけば夕日が沈む時間になってしまうアイルランド。
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前を行く友人。
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お世話になりました!!


そして霧と海と夕日とが混じり合う景色

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この景色を脳裏に焼き付けフランスに戻ったのでした。

アイルランド、たった一週間の旅でしたが、とても充実したものでした。

それもこれも、私たちを受け入れてくれた義弟夫婦、キャプテンマイクとその友達、彼の友人夫婦のおかげです。

「どこに旅をするかも重要だけれど、誰と旅をするか、誰と出会うかのほうが遥かに重要だ」


と、旅を振り返りながら思っている所です。


本当にアイルランドの人は明るくてオープンで気持がいい人たちです。

パブでもたまたま隣になった見知らぬ人と気軽に話が弾んでしまうなんて普通です。


「アイルランドの建物はこれと言った所はない。(確かにフランスのほうが上だわね)だけど自然は手つかずで素晴らしいし、なんといってもアイルランドの人の気質が心地いいんだよね。」




との彼の意見に珍しく100%同意。

また、行かなくっちゃ!!!



余談。。。


大西洋側に嵐の多いこの時期、ナント〜コークの路線がクローズするため(Ryanairだけ?)ダブリン〜ナント路線を使いました。

ダブリン〜コークは車で3時間半。

しかも帰りの飛行機は朝の7時発。(5時には空港ってこと!)

始めは最終日の夜はダブリン泊を予定していたのですが、朝がもの凄く早いのでダブリンステイが数時間になってしまう可能性が高いということ、

そしてダブリン市内から空港までのバスが9ユーロに対し、去年11月からコーク〜ダブリン空港の深夜バスが運行されるようになりそのお値段18ユーロとかなりお値打ち、しかも空港到着が4時45分と願ったり叶ったりの時刻だったのでサクッと予定変更し最終日ギリギリまでコークにとどまることにしました。

深夜バスはあまり眠ることが出来ず、フランスに戻ってからもの凄い疲れに襲われましたが、おかげでゆっくりとした我々としては珍しい無理の無い旅にすることが出来ました。
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by catitude | 2012-01-31 03:09 |

コーブ(Cobh) タイタニックに思いを寄せて

コーブはかつてクイーンタウンと呼ばれていました。

かつて度重なる飢饉で極度に貧しかったアイルランドの人々は生きるため故郷を離れ北米に移民しました。

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1848年から1950 年の100年間で600万人の人が故郷を離れそのうちの半分はこの港から出発したのです。二度と故郷には戻れないという確信と共に。

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この街はなんといってもタイタニックが最後に立ち寄った港としてあまりにも有名です。

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そして、これまたブログを書きつつ調べていて知った事実ですが、

今年は、タイタニックの事故から100年目にあたる年でした。

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ヘリテージ・センター(Cobh Heritage Trust)は移民船に乗る人たちを運んだ駅舎をかつての形のまま再現されていて中はカフェ、お土産物屋、資料館になっています。(上2枚の写真はここで撮影されたもの)

夏になるとアメリカからの観光客でいっぱいになるそうです。

アイルランド系移民の子孫にとって、この港はとても重要な所にちがいありません。

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繁栄と成功しか知らないフランスやアメリカそして戦前、戦後の貧しさを記憶から消し去った日本にはない逞しさと優しさをアイルランドの人々に感じるのは、どん底を知っていてそれを忘れていない人たちだからなのかもしれないな。などど、夕日を浴びる資料館を見下ろしながら思いました。
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by catitude | 2012-01-30 03:30 |

コーブ(Cobh) 聖コルマン大聖堂

あっという間に旅も後半。

一週間ってあっという間です。

コークには彼がかつてGalwayで暮らしていた時、同じシェアハウスで暮らしていたとても仲のいい友人がいます。

久しぶりのアイルランド訪問を連絡したら、予定していた里帰り(彼はセルビア人)を延期してまで私たちの訪問を待っていてくれました。

「待ちきれないから到着後空港から直行して家にとまってくれ!!」

とまで言ってくれ、待ち構えてくれている友人の気持を無視する訳にはいかず、最終日は友人宅にお世話になることにしました。

ヤドカリ生活です。001.gif


最終日は彼の友人のガイドでコーブ(Cobh)を訪れました。

アイルランド最大の鐘楼がある(記事を書きながらこの事を知ったので写真無し。。スミマセン)

聖コルマン大聖堂

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駐車場から海が臨めます。
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この教会の建築様式はフレンチゴチック様式というらしいですが、不勉強で今ひとつ違いが分かりません。

今まで見て来た教会の中で、この教会が一番フランスで見かけるタイプに近いのは確か。

エルサレムの方向を向いているというバラ窓はフランスのと似ています
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入り口の色ガラス窓はフランスでは見ないタイプ。
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明るくて私は好きかな。

床はアイルランドっぽいです。

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未だにクレッシュが置かれていました。
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これはクリスマスの時期、カトリックの家庭や教会で飾られるキリスト生誕図です。


アイルランドは人口の8割以上がカトリックです。

この土地にキリスト教を布教した聖パトリックはその後アイルランドの聖人となり彼の命日の3月17日はアイルランド最大のお祭り「サンパトリック祭」です。最近では日本でも有名になりましたよね〜。


アイルランドを旅行中、しばしば「ルルドのマリア様」の像を見かけました。

ルルドの洞穴にマリア様が出現されるシーンを表したモニュメントはフランスで見かけたことはありませんでしたがアイルランドでは短い期間で3カ所は見かけました。


アイルランドの宗教史はあまりに奥が深く、調べれば調べるほど興味がわきます。次回の旅までにはもう少し勉強しておきたいです。
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by catitude | 2012-01-29 03:09 |

中盤はゆっくりと

コネマラからキャプテンマイク宅に戻ったのは夜の8時過ぎ。

キャプテンのお誘いでまたもやパブに。

毎週日曜は定例でお友達とパブ飲みするのがマイクの長年の習慣なんですって。さすがアイリッシュガイ!!

「日曜はパブが早く(23時頃)にしまるから」

と言っていたので、早く休めると思ったのですが、その後お友達宅で飲み直し帰宅はやはり深夜2時。

アイルランドのシニア、恐るべし!!!005.gif



5日目はお世話になったお礼を兼ね、彼と義弟はキャプテンマイクの船のメンテナンスをお手伝いすることに。

2時間くらいで終わる仕事だった為、その間、私はGalwayの街をお散歩。

と、いってもパブやレストランがあって夜は賑やかな所だけれど、小さい街なので見る所も少なくショッピングアーケードでセールを覗くくらい。

なにも買わなかったけれど、ゆっくりセール中の衣料品店を見るのって彼と一緒だとなかなか出来ないからかなり嬉しい。016.gif

昼の街はこんな感じ。

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この長い影と薄い日差し、

何時頃だと思いますか??


正解は


昼の1時チョット過ぎ!!!

夏至のころは暗い時間が2、3時間というのだからヤッパリ北なんですね。。


お手伝いが終わった男子2人と3時頃落ち合いコーヒーを飲んで、コークに戻りました。


翌日はちょっと疲れも出て来ていたし(特に運転し通しだった義弟)小雨がぱらつくお天気だったのでゆっくり起き、コークの街を見学に行きました。

コークはアイルランド第二の都市ですが、驚くほど小さく、大して見る所もありません。

「街は大したことないから、あえて行く必要なんかないよ!」

と、彼が言っていたのですが、街があまり好きでない彼の言うことなので100%信じていませんでした(コラッ!!)

が、ホントに大したことありませんでした。

イングリッシュマーケット

という屋内市場が有名らしいので行ってみました。

が、

普通。。。

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イングランドのエリザベス女王も来たことがあり、たいそうお気に召したらしいですが、

歴史もそこそこあるらしいのですが、

このレベルの市場、フランスでは普通。

焼津の魚広場の方が規模、活気ともに上です。

街中は

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う=ん、今ひとつ。。。

パブの看板は写真が悪いので分かりにくいですが、太鼓とタンバリンの中間のような形状のアイルランドの楽器がモチーフでした。


やはり、アイルランドは自然堪能の方が充実しているようです。


おまけ。。。


数年前にマイル表示からキロメートル表示に切り替わったアイルランド、

所々で速度表示の看板があるのですが、しばしば目を疑う設定になっています。

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この道で80km/h

試しに挑戦してもらいましたが(ってやっちゃダメ?)60km/hまで上がった所で急カーブや交差点が来てしまいどんなに頑張っても無理でした。

この表示、

「制限速度80km/h」

ではなく

「できるものなら出してみろ80km/h」

なのかも。。
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by catitude | 2012-01-28 03:46 |

4日目 コネマラ地区をひた走る

ゴールウェイの北西に広がる一帯はコネマラと呼ばれる地区。

この辺りはアイルランドの中でも非常に貧しい地区だったそうです。

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ひたすらヒースに覆われた泥炭地。

まるで夕方のような弱い光が寒々しいアイルランドの光景が延々と続きます。

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この道路はメインロードのようなもので、一歩はいると曲がりくねった農道のような道しかありません。

なにもないのに何故こんなに曲がりくねっているのか。。。(悪路のため車が揺れすぎて写真は取れませんでした)


道路脇になにか黒い固まりが見えます。

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泥炭でした。

コネマラをドライブしているとそこら中で見かけます。

土を掘るだけで燃料が出てくるなんて、なんか不思議。

この国ではおなじみの燃料で、どこのスーパーでも売られています。

アイルランドでは暖炉の燃料に石炭に加えこの泥炭が使われます。

大きな木が生えていないアイルランドでは生木を暖炉にくべる習慣がないのでしょうね〜。

アイルランドの田舎の空気の独特な匂いはこの泥炭を燃やしている煙の匂いだったんです。




アイルランドは羊肉を沢山輸出しているって聞いたことがあるけれど、思ったほど羊を見かけることはありませんでした。

でも、時々は寒そうに固まっていたり、

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湖を背に牧草を食べていたりするのを見かけたけれど「多いな〜」って程ではありませんでした。

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この辺りからは英語よりアイルランド語が優勢になってきます。

アイルランドではここにかぎらず大抵の案内表示は英語とアイルランド語の2カ国語表示ですが、

コネマラの田舎道にはいると、アイルランド語オンリーになってしまって軽く焦ります。

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全く違う言語です。


スカイロードというからにはそこそこ観光目的らしい山道(確かに景色はよかった)のビューポイントにあった看板は、、、

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アイルランド語オンリーで判読不能。

「手つかずの自然」というか「手の加えようがない自然」だらけのコネマラの大地。


唯一、人の匂いがするスポットは

カイルモア修道院 (Kylemore Abbey)

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こつ然と現れる美しい湖のそばを抜けたところにあり、まさかこの何にもない所にこんな美しい建物が現れるとは思っていなかったのでビックリしました。


「アイルランドで最もロマンティックな建物」と言われています。

たしかに、アイルランドの古い建物は騎士の亡霊が出そうな厳つい廃墟ばかりだからな〜。

建物内部は見学できますが、時間が遅かったのと、始めからその気なんて誰もなかったのと、お腹が減って来たのとで、写真を撮っただけで先に進みました。




年中、シトシト雨と太陽が交互に訪れるこの地区は虹が沢山見えることでも有名です。

彼は7つをいっぺんに見たことがあると自慢していました(フランス人の言うことなので話半分でも3つ半、なかなかスゴい!)

残念ながら私は相変わらずの晴れ女のため、今回、雨には恵まれず虹を見ることはありませんでした。

そういえば、久しく虹を見ていないな。。。
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by catitude | 2012-01-27 03:49 |

ゴールウェイ(Galway)到着

日没が早い北国。

17時になるとすっかり暗闇です。

暗くなるとお腹がすく我家の10歳児(ダンナ)

そういえば、昼ご飯食べてなかったね。。。

アイルランドのスーパーのパンコーナーはフレンチベーカリーが多く、安いのになかなか美味しいパンを入手できます。

大抵のパン売り場にはフランスで見つからないピーカンナッツがトッピングされたメープルシロップのかかったアップルパイの様な物があるのですが、(パン屋はほとんどないのでスーパーとか駅の売店)

これが、彼のお気に入りで、見かけるたびに目の色を変えて欲しがります。

安いし(0.6ユーロくらい)、まぁ、普通に美味しいのでスーパーを探し、購入。

スーパーの扉を明ける前からムシャムシャする10歳児を叱りつけながらパブに向かいます。



アイルランドのパブは日本のコンビニのようにトイレを借りるのに便利です。

アルコールだけでなくコーヒーとかもあるので(時々ビックリするぐらい不味いのが出るけれど)一休みするのにちょうどいい。

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中はイロイロなものが飾られていて見ているだけで楽しいです。

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ここのかかっている船の模型はこの地区伝統の船。

ここで、アイルランド到着初のギネスを頂きました。(2日目にもパブ飲みしたのですが空腹だったためソフトなsmithwick'sをいただいてました)

やはり苦みがあるのですが、日本やフランスで飲むのと全然違います。

美味しい!!016.gif

意外かも知れませんが、ギネスと魚介料理ってもの凄く相性が良いのです。

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魚介料理といえば白ワイン!!(もしくはロゼ)って発想が植え付けられつつあったのですが、シーフードチャウダーを食べた時、ギネスのほろ苦い味との相性の良さにビックリ仰天!!

間違いなく、生ガキとも相性ばっちりのはずです。


あと、意外だったのが、ギネスビール、苦手という女性が実は多数派。

女の子はカールスバーグみたいな(アイリッシュじゃないけど)白ビールかシードルを飲むのだそうです。

私は飲み始めはビール美味しく頂けるのだけれど深夜に近くなるとお腹が張って来てしまうのでベイリーズに切り替えていました。



目的地のGalwayにたどり着いたのは深夜。

と、思ったのですが、日没が早かったせいで時間感覚が狂っていたおかげで、

実は20時頃でした。(ホッ。。)

Galwayの滞在は義弟が「アイルランドの父」と呼ぶ、通称(?)クララのキング、キャプテンマイクのお宅にお世話になりました。

彼もアイルランドで暮らしていた6ヶ月はかなりお世話になったそうです。

クララとはGalwayのすぐ隣の港町です。マイクは代々この街で暮らしている生粋のクララっ子。

見た目は小さくてカワイイおじいちゃんですが、スーパーカブを乗るがごとく、ヒョイっと船にのり遊びに行っちゃう(その船はパブの写真に写っているような伝統的な帆船)正真正銘の海男。



クララはクラダリング発祥の地です。

専門店の看板がクラダリングのデザイン。
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アイルランドで最も伝統的な指輪で王冠を抱いた♡を両手で抱いている可愛いデザインです。

「Let Love and Friendship Reign.」の意味を持ち、友情のしるしとして交換されたり、古くは結婚指輪として母から娘に受け継がれた物だそうです。

モチロン、キャプテンマイクの指にもクララリングが光ってました。






着いたのが土曜の夜だったので、この日は久しぶりの夜遊び。

10時半にキャプテンマイクとパブで落ち合う約束をし、(70過ぎてもパブでハジケルのはアイルランドの常識)腹ごしらえに街に繰り出します。

向かった先は

マクドナグズ

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スパニッシュアーチからゴールウェイのメインストリートに入るとすぐの所にあるフィッシュ&チップスが有名なお店です。

あまり写真写りは良くないけれど、、、

こんな感じ。
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揚げ物パラダイスだけれど、フランスで胃が鍛えられたせいか、少々苦しんだものの完食!!



10時半まで時間があったので、

もちろんパブで一杯。

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このパブ、この街で一番ギネスが美味しいので有名なんですって。

もの凄い人でした。通路にも人がギュウギュウになって立ち飲みしてるの。。とてもいい雰囲気だったけれど長居は不要。

この日2杯目のギネスでアイドリングができたら、ぶらぶらしながら目的地のパブへ


キャプテンマイクが指定したのは

クレインバーというパブです。

11時くらいからアイリッシュミュージックの演奏が始まります。

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クラシックなアイリッシュナンバーが主ですが(多分。。。みんな普通に演奏してたから)

誰かが歌いだすと、即興で伴奏が付いたり奏者同士はあうんの呼吸

誰でも演奏できる(歌でも可)とのことですが、レベルが高すぎてアマチュアレベルじゃ恥ずかしくって参加なんて出来ません。

日本人の奏者もいました。

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演奏を聞きつつ、ギネスを飲みつつ。

久しぶりの「飲み」の席。


思ったより閉店は早く2時前には追い立てられるように店を出ました。


その後、男子(キャプテンマイク含む)は家飲みを開始。元気だね。。。

積もる話もあるでしょうから、私は遠慮して先に休ませてもらいました。
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by catitude | 2012-01-26 04:13 |

3日目 アイルランド西へ北へ モハーの断崖

大西洋が近づくと、石灰質のゴツゴツとした大地が軽い起伏に沿ってのっぺらと続きます。

時々、羊や牛が放されていますがフランスの豊かな放牧地に比べると

「これで、十分食べれるの?」

ってくらい貧相な牧草地。

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かつてこの地に暮らした人々がどんなに貧しかったか想像するのは難しくありません。

美しい海岸線を走り、小高い丘を登りきると

本日のハイライト(って知らされてなかったけど)

モハーの断崖(Cliffs of MOHER)に到着

入場料一人6ユーロ(駐車場で徴収されます)

風がビュービュー吹いていて、さすがに寒い。。。

案内看板に沿って美しく舗装された真新しい歩道を歩くこと数分、壮大な風景が!!

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モハーの断崖はアイルランド語で破滅の崖 (Aillte an Mhothair)という意味だそうです。

身投げをする人も多いようで、崖の近くには所々自殺を思いとどまらせるような看板がありました。(樹海みたい。。。)

崖の近くにはかつては無かった立ち入り禁止の柵が張り巡らされていますが、誰も気にしちゃいません。

私たちも柵を乗り越えギリギリまで近づきます^^


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東尋坊などとは比較にならないくらい、怖い。。。

でも、絶景。

遠くにアラン諸島が見えます。


大西洋の反対側はカナダ。

緯度的には樺太と同じです。暖流の影響でそんなに寒くないのです。


敷地内にあるレストランやお土産物を売るブースは景観を壊さないよう、とても良く考えられ設計されていて感心しました。

中にはこの地域の動植物や地理を紹介する小さな博物館のようなもののあり、楽しめます。

トイレもきれい(手洗いの水道は温水だった!)


大満足で車に乗り込み、さらに北上。

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美しいアイルランドの風景が続きます。

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夕日が落ちる海にもたちよりました。


要岩石なのでしょうか?

とても面白い岩場が続いていました。

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この辺りは良い波が来るらしく、サーフィンを楽しむ人が沢山来るそうです。

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綺麗な夕日を見ることができました。

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幸せ016.gif
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by catitude | 2012-01-25 03:05 |

3日目 アイルランド西へ北へ 廃墟訪問

アイルランド3日目はまたもや大移動。

と、言っても国自体が小さいので距離は大したことありません(300〜400キロの移動はフランスでは普通)

しかし、アイルランドは日本やフランスほど高速道路が発達していないので距離の割に時間がかかるのも確か。(因に鉄道網はもの凄く貧弱で料金も高いらしい)

コークはアイルランドの南、イギリスと海を挟んで向かい合う位置にあります。

この日はそこから一気に西の大西洋側に向かい、さらに北上しゴールウェイ(GALWAY)という街を目指します。


アイルランドには沢山の廃墟が残っています。

イギリスに占領された時、焼き払われたお城や修道院だったり、イギリスの統治時代にフランスからの防御の為建てられその後打ち捨てられたものだったり、いろいろですが、フランスのようにお金をかけて復元し維持しているような物はほとんどありません。

「あ、お城だよ!」

と教えられる物は、ほぼ100%廃墟です。


途中、修道院跡があったので立ち寄ってみました。

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ケルト十字だ!!056.gif

沢山あったのですが、

死者への敬意をはらい、あまり写真はとりませんでした。

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かつて窓だった空間から海が見えます。


また、別の修道院跡にあった鳩舎跡。


中に入ってみると・・・


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見たことも無い空間が広がっていました。


写真をとっていると背中に視線を感じ。。。。


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ウワ〜〜〜!!!071.gif

ビックリした!!005.gif

入り口の柵はこの子達の立ち入り防止の為だったのね。。003.gif


それにしても、何百年前の歴史的建造物の周りに普通に放牧させちゃうって、日本(多分フランスでも)だと考えられないです。


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鳩舎の外観はこんな感じです。

おウマさん達、好奇心旺盛で写真をとっていると鼻息を感じるほど近寄るので気が抜けません。


廃墟を後に、大西洋を目指します。

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海が見えてきました!!!!070.gif070.gif
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by catitude | 2012-01-24 02:11 |

キンセール(Kinsale)の色彩

『コークから車で30分の所にあるキンセール(Kinsale) はカワイイわよ〜』056.gif

という義弟の奥さんの一声で第2日目のメイン目的地が決定しました。

30分というのは最短ルートを選んで向かった場合なのです。

海LOVE 自然LOVEの2兄弟は当たり前のようにアップダウンの激しい悪路の細道をひたすら海岸線に沿って突き進みます。

途中素敵な海岸があれば、車を降りしばし眺め、

「前に来た時泳いだのはここだった?」(海があればどこでもいつでも泳ぐ人なので、この質問かなりの確率でヒット。)

「船に乗ってイルカに囲まれたのってここ?」(野生動物が大好きなので、イルカ、クジラ、アザラシ、野鳥などのネタは大好物の彼)

「潮干狩りをしたらもの凄いとれてさ〜」(やっぱり、なんと言っても食べる物系は外さない)

とかのネタで熱く話し合うのでなかなか目的地につきません〜〜〜。

でも、人のいない静かな海、湿った生暖かい海風は本当に気持がよく、いつもなら

「早く〜〜〜!!いつまで待たせるの!!031.gif


となるのですが、心穏やかに波の音に癒されながら観音様のような穏やかな顔032.gifで待つことが出来ました。


キンセールの街が見えてくる辺りにドシーン残っている17世紀の要塞があります。

チャールズフォート
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要塞の内部は博物館になっています(モチロン有料)。 

が、今ひとつ誰もお金を払ってまでの興味が無かったのでぐるりを周りを歩き海を見たのみ。

やっと、たどり着いた目的地キンセール


入り江にあり、すぐ後ろが丘になっているので大幅な区画整理などが出来なかったため、昔ながらの家や細く曲がりくねった道が連なるかわいらしい街です。

なんと言っても建物の色

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壁と窓枠の色、お隣の建物の色、色の組み合わせは本当に自由なのに怖いくらいに調和しています。

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一つ一つの建物も、なんかとっても可愛いのです。

ギネスビールの看板があるから多分パブ
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これも多分パブ。アイルランド語で書かれているから判読不能。。
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本屋さん
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お魚屋さん  
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この街はシーフードが美味しいレストランが多いのでも有名なんですって。

多分ここは有名なシーフードレストラン(相変わらずグルメ情報皆無な私のブログ。。)
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ファンシーな雑貨屋さん
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なにげに一番気に入ったのは、ちょっと商業ゾーンを抜け坂道を登った路地にあったアンティークショップ

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家がカーブに沿ってまあるくカーブしています。

窓も曲線!!木の柱もよくよく見るとぐねぐねしています。
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港街なのに、、

港の写真を一枚も撮っていなかった!!!


ブルターニュに行くたび色んな港に連れて行かれ、船を長時間眺めることが当たり前になっているので、港の風景に麻痺していたのかも。。。

いや、多分、カラフルタウンに心を奪われ海の景色をスルーしたという方が当っているのかも。

この街、かなりお薦めです016.gif
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by catitude | 2012-01-23 00:32 |

アイルランド まずは移動編

日本からだと残念ながら直行便が無く不便なアイルランドですが、フランス、特にブルターニュからはかなり近い国です。

チープなことで有名なRYANAIRを使うと往復で50ユーロチョイとTGVでパリまで行く片道運賃よりお値打ちなのです。

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この航空会社はホントに徹底していて

1、チケットは自分で印刷して行かないと追加料金がかかる。

2、座席はオールエコノミーでビックリするくらい狭い(リクライニング無し)

3、座席指定は無く早い者勝ち。優先して乗り込むためには事前申請が必要(有料:8ユーロ)

4、預け入れる荷物は事前に申請(有料:15ユーロ)申請無しで当日預け入れると40ユーロ追加、

5、機内に持ち込む荷物も1個までで大きさも厳しくチェック。小さいハンドバックを持ってたら「一つにしてください」と速攻注意が入ります。

6、EU国籍で預け入れ荷物が無く、チケットも自分で印刷している場合はカウンターでのチェックインは不要。


「ここのパイロットは皆研修生なんだ」

との相変わらず根拠にかける彼の説も、ローコストに対する徹底ぶりをみるとあながちガセネタでは無いような恐ろしい気持になります。


でも、飛行機は飛行機。

ナントからダブリンまで1時間半とアンジェーパリ間と同じ所用時間。


近すぎて、そしてブルターニュとアイルランドの気候が似ているというという事もあり、外国に来たという実感があまりわかないのがちとサビシイ。。

でも、街に出るとフランスでは使われることの無い、石炭から出る煙の独特な匂いがします。(暖房用)

空港を降りた時に感じる空気の匂いの違いって旅の始まりを告げているようでワクワクします。


今回はダブリン空港発着でしたが、まさかの首都素通りを英断。(スケジュール的に厳しかったので)

義弟の職場の近くまでバスで向かい、落ち合って一気に300キロ南のコークというアイルランド第二の街にある義弟の家に向かいます。


コーク郊外で農業を営む義弟の奥さんのお父さんの土地を分けてもらい 5年前に建てられた義弟のお家はとっても素敵で

私たちのために用意してくれたベッドルームもホテル並みの美しさ、アロマキャンドルがともされリネンにはラベンダーの香り。

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こんな快適さ、もの凄く久しぶり。。。

フランスって古い建物が多いし、換気が今ひとつだったり水回りに問題があることが多いので基本的に何となくカビ臭いことが多いのです。

到着が夜だったので景色を見ること無く眠りについたのですが、目が覚めると、窓から見える景色は

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この農地の先は海です。

風がいつも強く吹いているため背の高い木は育たないらしく、凹凸の極めて緩やかなアイルランドらしい風景となっていて無性に嬉しくなってきました。

空港の次はダイレクトでアイルランドの田舎の風景のど真ん中。

なかなか面白い旅のスタートとなりました。
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by catitude | 2012-01-22 08:42 |
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