「ショーシャンクの空に」論争
大人になってからは全く読む気にはならないし、今読んで面白いかといえば微妙だけれど、
中高生の頃にブームがきたのに釣られてよく読んでいたのは
英語学習教材、オーソン・ウェルズがナレーターをしているのを売りにしているイングリッシュアドベンチャーの上級編教材「ゲームの達人」でおなじみの(ってピンって来ちゃう人、一定年齢以上よ!)
シドニー・シェルダン
と、
「スタンド・バイ・ミー」、「ミザリー」などなどハリウッドの申し子のような作家
スティーブン・キング
この2作家の作品でした。
私は海外文学は幼い頃から好きな方でしたが、やはり見たこともない風景を想像できなくて感情移入がしにくかったり、文化的背景が理解できなくて読解に苦しむことは多々あったのですが、この2作家の作品はエンターテイメント性が全面に出ていて(違う趣向のものもあるけれど、大方の作品は)映画を見るようにさらさら読めるのでガツガツ読んでいました。
しかしながら、こうして思い返してみると、キング作品の方が記憶に残っています。(シドニー・シェルダンはほとんどどんな話だったか思い出せない)
作家の力量かもしれないですね。
よく、映画好きを自称する男子に
「好きな映画は?」
と聞いてみるとかなりの割合で
「ショーシャンクの空に」
があがります。女子からこの映画の名前があがったのを聞いたことがないので面白いなって思っていました。
ちなみに「好きな俳優は?」と尋ねると男子からはデ・ニーロとかアル・パチーノといったゴッドファーザー系列のこれまた女子からの熱烈な支持を耳にしないの俳優の名前があがるので男女の嗜好はやはり違うのねってしみじみします。
「ショーシャンクの空に」はキング作品で高校生の頃に読んで面白かったのを覚えているのですが、淡々とした書かれ方をした短編よりの中編作品だったので映画化の話を聞いた時、意外に思ったものです。
結局この映画は見ないまま現在にいたっていたのですが、
昨日TVで放送していて、「この映画大好き!」っていう自称映画好きの男子が隣にいたので(変な共通点ってあるのね!)
15年の時を経て、初めて鑑賞することとあいなりました。
時差ぼけがまだあるため夕食後はかなり眠くなりがちで、案の定、途中ウトウトしてしまい(フランス語吹き替えだったし。。。)
「こんな良い映画なのに、信じられない!」とぶつぶつ言う声が聞こえては来ましたが、まぁ、楽しめました。
ストーリーを知っていた。プラス原作が嫌いでない場合によくある「映画を見てガッカリ」っていうのが無かったので面白かったということだと思います。
淡白な原作が好きだったので、かなり押さえ気味だったけれど、ハリウッド映画にありがちのついついドラマティックにしてしまうところが残念でした。
ナレーター兼準主役のモーガン・フリーマンってこういう雰囲気のある役とっても上手ですね〜。
そういえば、彼も男子からの指示高い気がします。
観賞後に問題発生。
「これは実話を元にした話だよ! 映画の最初に書かれてたし!」
っって彼が言い張るのです。
「違う、違う!原作にはそんなこと書かれてないんだから映画にそう記載される訳は無い」
というのが私の意見。
「catitudeは寝てたり、トイレに行ったりごそごそしてたから見逃したと思うけれど、絶対書いてあった」
って言い張る彼。
「「どんな絶望的な状況でも希望を失わず、目的を達成すること。夢を実現させることが出来ること」というメッセージが効率よく適切に表現している良質の短編作品だけれど事実ではない」
と私。
ビデオに録画したので「この作品は実話を元にした作品である」と最初に書かれているか後日確認しよう。ということになりました。
ちなみにこの映画、仏題は「les évadés」(脱獄囚達)という、ストーリーにそぐわないタイトルになっています。
ハリソンフォーソの「逃亡者」(フランス語タイトル「le fugitif」は英語タイトルそのまま直訳でオッケー)となんか紛らわしい感じです。
中高生の頃にブームがきたのに釣られてよく読んでいたのは
英語学習教材、オーソン・ウェルズがナレーターをしているのを売りにしているイングリッシュアドベンチャーの上級編教材「ゲームの達人」でおなじみの(ってピンって来ちゃう人、一定年齢以上よ!)
シドニー・シェルダン
と、
「スタンド・バイ・ミー」、「ミザリー」などなどハリウッドの申し子のような作家
スティーブン・キング
この2作家の作品でした。
私は海外文学は幼い頃から好きな方でしたが、やはり見たこともない風景を想像できなくて感情移入がしにくかったり、文化的背景が理解できなくて読解に苦しむことは多々あったのですが、この2作家の作品はエンターテイメント性が全面に出ていて(違う趣向のものもあるけれど、大方の作品は)映画を見るようにさらさら読めるのでガツガツ読んでいました。
しかしながら、こうして思い返してみると、キング作品の方が記憶に残っています。(シドニー・シェルダンはほとんどどんな話だったか思い出せない)
作家の力量かもしれないですね。
よく、映画好きを自称する男子に
「好きな映画は?」
と聞いてみるとかなりの割合で
「ショーシャンクの空に」
があがります。女子からこの映画の名前があがったのを聞いたことがないので面白いなって思っていました。
ちなみに「好きな俳優は?」と尋ねると男子からはデ・ニーロとかアル・パチーノといったゴッドファーザー系列のこれまた女子からの熱烈な支持を耳にしないの俳優の名前があがるので男女の嗜好はやはり違うのねってしみじみします。
「ショーシャンクの空に」はキング作品で高校生の頃に読んで面白かったのを覚えているのですが、淡々とした書かれ方をした短編よりの中編作品だったので映画化の話を聞いた時、意外に思ったものです。
結局この映画は見ないまま現在にいたっていたのですが、
昨日TVで放送していて、「この映画大好き!」っていう自称映画好きの男子が隣にいたので(変な共通点ってあるのね!)
15年の時を経て、初めて鑑賞することとあいなりました。
時差ぼけがまだあるため夕食後はかなり眠くなりがちで、案の定、途中ウトウトしてしまい(フランス語吹き替えだったし。。。)
「こんな良い映画なのに、信じられない!」とぶつぶつ言う声が聞こえては来ましたが、まぁ、楽しめました。
ストーリーを知っていた。プラス原作が嫌いでない場合によくある「映画を見てガッカリ」っていうのが無かったので面白かったということだと思います。
淡白な原作が好きだったので、かなり押さえ気味だったけれど、ハリウッド映画にありがちのついついドラマティックにしてしまうところが残念でした。
ナレーター兼準主役のモーガン・フリーマンってこういう雰囲気のある役とっても上手ですね〜。
そういえば、彼も男子からの指示高い気がします。
観賞後に問題発生。
「これは実話を元にした話だよ! 映画の最初に書かれてたし!」
っって彼が言い張るのです。
「違う、違う!原作にはそんなこと書かれてないんだから映画にそう記載される訳は無い」
というのが私の意見。
「catitudeは寝てたり、トイレに行ったりごそごそしてたから見逃したと思うけれど、絶対書いてあった」
って言い張る彼。
「「どんな絶望的な状況でも希望を失わず、目的を達成すること。夢を実現させることが出来ること」というメッセージが効率よく適切に表現している良質の短編作品だけれど事実ではない」
と私。
ビデオに録画したので「この作品は実話を元にした作品である」と最初に書かれているか後日確認しよう。ということになりました。
ちなみにこの映画、仏題は「les évadés」(脱獄囚達)という、ストーリーにそぐわないタイトルになっています。
ハリソンフォーソの「逃亡者」(フランス語タイトル「le fugitif」は英語タイトルそのまま直訳でオッケー)となんか紛らわしい感じです。
by catitude
| 2011-01-28 19:54
| 映画